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ジャルパックが企画したJ-AIRの「ボンバルディアCRJ退役記念チャーターツアー」。2日目はゆかりの地を巡るチャーターフライト
2017年12月28日 18:08
- 2017年12月26日~27日 実施
J-AIR(ジェイエア)は17年間運航したボンバルディア CRJ200型機を2016年から順次退役させており、2018年1月の残り2機をもって、9機すべてが退役する。それに先駆けて2017年12月26日から27日の2日間、ジャルパックが企画した退役記念チャーターツアーが開催された。
初日の模様は関連記事「ジャルパックが企画したJ-AIRの『ボンバルディアCRJ退役記念チャーターツアー』。初日は伊丹空港にほど近い格納庫から」でご覧いただきたい。
小牧空港や広島西飛行場などゆかりの地を巡るチャーターフライト
ツアー2日目、参加者は前日に機体見学した8号機(登録記号:JA208J)に実際に搭乗し、関空~大分をチャーターフライトで往復する。その航路は前夜に説明があったように、往路(JL4921便)では県営名古屋空港の上空と旧広島西飛行場の上空を経由して大分空港へ向かい、復路は四国を斜めに横切って関空へ向かう。
これは、ジャルフライトアカデミーとして発足したJ-AIRが1996年に広島西飛行場を本社として株式会社ジェイエアになり、その後2005年に県営名古屋空港に本社を移転したという経緯によるもので(現在の伊丹に本社が移転したのは2011年)、CRJ200型機がJ-AIRとともに歩んだ歴史を振り返るルートになっている。
前日からの雪で名古屋は厚い雲に覆われていたが、高度が下がった際に左側の機窓から県営名古屋空港を見ることができた。8号機は琵琶湖上空や京都上空などを経て広島に到達、すぐに高度を下げて大分空港に着陸した。なお、乗務したのは機長の川崎剛史氏と酒井真比古氏、CA(客室乗務員)の田高良子氏と秋山和奈氏。
大分空港でゴーアラウンドと放水アーチ
ツアー参加者は大分空港で昼食をとり、その後再びスポットへ出て、8号機による大分空港上空のチャーターフライト(XM4219便)を見学した。予定では滑走路へ着陸して即離陸する「タッチアンドゴー」と、低高度で滑走路上空を通過する「ローパス」を見学する予定だったが、12月27日は強い冬型の気圧配置で風が強く、前者は通常の着陸(フルストップ)、後者は「ゴーアラウンド」へと変更された。