ニュース

バスタ新宿のファミマが移転拡大オープン、販売アイテム倍増

予定を前倒しして本営業店舗へ。アイスや中華まんも販売開始

2017年4月28日10時 オープン

ファミリーマート バスタ新宿店

 バスタ新宿のファミリーマートが4月28日10時、通路を挟んで向かいの場所に移転してオープンした。2016年11月にオープンした店舗は暫定店舗で2017年夏に本営業店舗に移転するとしていたが、前倒しで大型連休前に本営業店舗に移り、販売アイテム数を2倍に拡大して営業開始した。

店舗位置図(同社ニュースリリースより)

 販売アイテム数は暫定店舗の約600アイテムから約1200アイテムに倍増。暫定店舗ではスペースの関係で設置できなった冷凍庫などを備え、新たにアイスを始めとした氷菓子、中華まんなどを販売開始したほか、ファミポート、ATMも設置した。暫定店舗の売場面積は約25m2(約7坪)で、極めて厳選した商品だけを扱う店舗だったが、本営業店舗では面積を3倍の約64m2(約20坪)とした。

 本営業の店舗でも、路面店の通常のファミリーマートに比べると面積は狭く、販売アイテム数も半分以下だが、バスターミナルの店舗ということで、バス車内で食べられるものなどを中心に品揃えを充実させている。

 強化しているものとしては、ドリンク類をはじめ、バス車内のカップホルダーに置いておけるカップ形状のスナック菓子。揺れる車内で食べやすいおむすび、サンドイッチ、パン類で、店舗面積が少ないながらも通常店舗に劣らない品揃えとした。暫定店舗では1台だった挽きたてコーヒーの機械も3台へと増やした。酒類とタバコも従来どおり扱う。

 反対にお弁当は少なめとしたほか、カップラーメンの取り扱いをしていない。店内フライヤーがないため「ファミチキ」がないという特徴もある。また、狭い店内のため、客の流れが一方通行になりがちという特性を考慮し、一度の周回で買い忘れのないように、陳列などに工夫をしているという。場所がら土産物の需要もあるが、現在、限定的に扱っている土産物の品揃えは今後検討していくという。

 営業時間は暫定店舗から変化なく、早朝の3時30分から翌1時30分までの22時時間。暫定店舗の通路を挟んで向かいにあり、エスカレーターを高速バス乗り場の4階に上がったところである点も同じだ。

店内に入るとすぐ右には土産物と旅行用品が並ぶ
奥の通路には右に飲料、左に菓子
飲料を充実、奥には酒もある
菓子はカップタイプなど、バス車内のホルダーに差しやすい形状のものが中心
酒はエンドにも陳列
おにぎり、サンドイッチを特に充実させた
パン類も充実
アイス類も本営業店舗に移って取り扱い開始
カフェフラッペもある
レジは4台。暫定店舗の3台から増やした。中華まんのケースがあり、惣菜は照焼チキンステーキなどを揃えた。タバコはレジ上に並ぶ
コーヒーの機械も3台揃えた
店内にファミポート。一部のバスタ発着のバスチケットが購入できるのも他店舗のファミポートと同様
従来なかったATMも設置した
向かいの暫定店舗は本営業店舗オープンと同時に閉鎖
ファミリーマートの場所は、4階へのエスカレーターを上がり、自動ドアを入ったところ。オープンした本営業店舗は左側、閉鎖した暫定店舗は右側
ファミリーマート バスタ新宿店

所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 バスタ新宿 4階
営業時間:3時30分~25時30分
定休日:なし