ニュース
高速バスターミナル「バスタ新宿」の開業記念イベントを3月27日開催
4月4日のオープン前に命名者の表彰や物産展など
(2016/3/25 13:31)
- 2016年3月27日12時~ イベント開催
- 2016年4月4日 オープン
4月4日、新宿駅南口に国内最大規模の高速バスターミナル「バスタ新宿」がオープンする。これを記念して国土交通省関東地方整備局東京国道事務所は、3月27日12時からバスタ新宿でイベントを開催する。
国内有数の繁華街であり、増加する外国人旅行者の訪問先1位の街でもある新宿は、都内有数の高速バス発着拠点でもある。低コストな移動手段として人気の高速バスのネットワークは拡大を続けており、新宿からは全国39都府県300都市に接続しているという。
しかし高速バス乗降場は駅周辺19カ所に散在しており、乗り換えなどの利便性は決してよくはなかった。そこで新宿駅に直結した立地にこれら高速バス乗降場を集約、タクシー乗降場も併設したターミナルとして誕生するのがバスタ新宿となる。
4階建てのバスタ新宿は3階にタクシー乗降場、4階に高速バス関連施設を設け、バスの停車場数は15、バスの運行事業者数は118、高速バスの発着便数は1625便と非常に大規模なものになる。エレベータやエスカレータが整備され、重い荷物を持っていても雨天でも、利用者は快適に電車、高速バス、タクシーの乗り継ぎを行なうことができる。訪日外国人が成田空港から鉄道で新宿駅へ、そこから安価な高速バスで地方都市へ観光の足を延ばす、そういった流れを促すことにもなるだろう。
「バスタ新宿」という愛称は、2015年10月28日~11月23日に行なわれた一般公募1733点から決まったもので、短く誰でも覚えやすいことなどが命名理由だという。27日のイベントではこの命名者を招いて表彰するほか、高速バスの展示や、関東各地の道の駅が出展する物産展などが行なわれる。バスタ新宿の国道20号線側車両出入り口がイベント入場口で、入場は無料。
実際の開業は4月4日で、タクシー乗降場の乗り入れ開始が0時から、新宿発の高速バスの初便が4時からとなっている。