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ハワイアン航空、ディズニー映画「モアナと伝説の海」公開前イベント&特別試写会に協賛

映画は3月10日より全国公開

2017年3月1日 実施

2017年3月10日 映画公開

日本版声優陣とともにハワイアン航空のCAが記念撮影

 ハワイアン航空は、タイアップを行なっているディズニー映画「モアナと伝説の海」の日本公開に合わせ、プレミアイベントに協賛。3月10日の全国公開に先駆けて行なわれた3月1日の同イベントで特別塗装機のパネルの展示やCA(客室乗務員)との記念撮影などを実施した。

エントランスではCAらがお出迎え、特別塗装機などをPR

 3月1日に開催された「モアナと伝説の海」プレミアイベントは映画公開が目前と迫るなか、一般客約200名を招待して開催。会場にはタイアップを行なっているハワイアン航空よりCAが4名駆けつけ、一緒に特別塗装機のパネルの前で記念撮影を行ないPRした。

 ハワイアン航空は、映画「モアナと伝説の海」のデザインをあしらった特別塗装機を世界で3機運航中。エアバス A330型機の機体には、冒険心あふれる16歳の少女モアナ、半分人間、半分神様のマウイ、そしてモアナがかわいがっているニワトリのヘイヘイやこぶたのプアが描かれ、機内も映画のデザインが施されたスペシャルな仕様となっている。航空機を、モアナたちを目的地へと運ぶ現代の航海カヌーに見立て、海が島と島、そして人と人をつなぐように、空から島と島、人と人を結んでいる。

4名のCAが会場に。一緒にとびきりのスマイルで写真を撮ることができた

 会場のパネルには、「ハワイの空へ、ハワイの翼で。」をキャッチフレーズに成田空港、羽田空港、関西空港、新千歳空港からハワイに向けて運航中の便を紹介。ハワイの旅をスムーズにサポートしていることをアピール。また、ハワイアン航空と「モアナと伝説の海」との共通点も解説していた。

 劇中で、ポリネシア人航海者が冒険や旅をする際、星や波、水の流れや空気などを見て、行き先を見極めていたことに触れ、ハワイアン航空もエアバス A330型機の機体にポリネシア人冒険家に敬意を込めて天体に関した愛称が付け、ともに根底に歴史や文化、人々への思いがあることを紹介していた。

 3月いっぱい特別塗装機が運航すると同時に、現在一部路線の機内と公式オンラインショップでオリジナルのコラボグッズを販売中。「MOANA HAWAIIAN AIRLINES ZIPPERED WET DRY POUCH」(8ドル、約912円、1ドル=114円換算)や「MOANA HAWAIIAN AIRLINES PLUSH BLANKET」(15ドル、約1710円)などがあり、毎日使える実用的なアイテムが揃っている。

会場に展示されたハワイアン航空に関するパネルとタイアップの特別塗装機を紹介するパネル
ホノルル国際空港のスポットに駐機するディズニー映画「モアナと伝説の海」デザインが施された特別塗装機
ハワイアン航空のオリジナルアイテム。「MOANA HAWAIIAN AIRLINES ZIPPERED WET DRY POUCH」(8ドル、約912円)。サイズは約203×267mm(高さ×幅)と大ぶりで収納力も抜群
会場では、ハワイアン航空のステッカーなどが配布された

まさかのサプライズ、生歌とダンスで映画のワンシーンの再現も

 プレミアイベントには、映画の日本版にて声優を務める主人公のモアナ役の屋比久知奈さんが冒頭にステージに登場。日本版主題歌の「どこまでも~How Far I’ll Go~」をサプライズで披露し、伸びやかな歌声で会場を優しく包み込んだ。

会場には、モアナのカヌーやオール、そしてヘイヘイにプアのパネルやプロップスをデコレーション
モアナ役の屋比久知奈さんが「どこまでも~How Far I’ll Go~」を熱唱

 そしてタラおばあちゃん役の夏木マリさんも劇中歌「いるべき場所」を歌い、2人でフラを踊る場面も。途中まさかのハプニングで再度歌いなおすシーンもあったが、会場がより一体化し笑顔あふれる時間が流れた。

タラおばあちゃん役の夏木マリさんも劇中歌「いるべき場所」を歌唱
映画のワンシーンを彷彿させる愛情たっぷりのハグをする場面もあった

 続いて、大きな声の掛け声が会場に響き渡り重厚な太鼓の音色が聞こえたと同時に、「ノノシナ・ジャパン」のダンサー・メヴィナさんがステージに飛び出しダイナミックなダンスを披露。そしてマウイ役の尾上松也さんもダンサーとともに登場し「俺のおかげさ」で歌声を響かせた。アップテンポな楽曲に合わせ会場からは手拍子も。

「ノノシナ・ジャパン」のダンサー・メヴィナさんの登場で会場は一気に夏になった
マウイらしいアップテンポなナンバーに合わせ尾上松也さんはダンサーとともに劇中と同じダンスの振りを交えた歌で会場を沸かせた

 3名が揃ったところでトークセッションがスタート。声優陣は映画の見どころや、自身が演じたキャラクターについてコメント。モアナ役の屋比久知奈さんは「モアナは芯のある女の子。ですが冒険は一人ではできません。おばあちゃんが背中を押してくれたり、マウイの頼もしさや一緒に支え合う関係、そして家族にヘイヘイやプアなど周りの支えがあったからこそ一歩前に進む勇気が生まれました。自分だけではなく、まわりの力も借りて何かを達成する大切さ、メッセージが作品には込められています。見た方が新しい世界に挑戦するきっかけに、この映画がなればうれしいです」と話した。

 また、マウイ役の尾上松也さんは「マウイはノリもよく明るい人柄ですが、暗い過去を抱えていたり、プライドもあったりと実は繊細でネガティブな一面もあります。それを隠すためにワザと虚勢を張っている部分も。それがモアナと出会い旅を続けることで少しずつ変わっていきます。今まで逃げてきた過去に向き合う勇気をモアナからもらうんです。とてもリアリティがあり、誰もが共感する部分があるキャラクター」と自らが演じたキャラクターを紹介した。

 そして、タラおばあちゃん役の夏木マリさんは「“海”は、世界を隔てるものではなく、つなぐ存在。人生死ぬまで冒険。ぜひ映画を観ていただき、色々な世界とつながっていただけたら」と語った。

トークセッション中も終始笑顔

 トークセッション終了後には、ハワイアン航空より3月10日の日本公開をお祝いしてそれぞれ生花のレイが声優陣にプレゼントされた。そしてCAも加わりフォトセッションに。とびきりのスマイルと“SHAKA”ポーズで南国ムードで会場がいっぱいとなった。

日本での公開を祝福してハワイアン航空よりレイのプレゼント。首にかけられたレイを見つめる声優陣
スマイル&“SHAKA”で公開をお祝い!

 なお、プレミアイベント後には「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」にて試写会も開催。SNS向けにプルメリアやハイビスカスをデコレーションしたフォトフレームに、モアナやマウイらが描かれたフォトフレームが用意され、来場者たちが記念撮影を楽しんでいた。

フォトフレームやポスターなどが用意されており、多くの来場者が撮影。フォトスポットとして人気を集めていた

 映画は、1時間54分(短編含む)の上映。生き生きとした海の美しさは際立ち、まるで砂浜に立ち波と戯れているような感覚になるほどの映像美は見もの。そして物語を彩る楽曲には口ずさみたくなるフレーズがたっぷり。目と耳、そして心で感じられるディズニー映画「モアナと伝説の海」。

 一緒に映画館で冒険をしたあとは、きっと自分を支えてくれる大切な人の存在を改めて実感できるはずだ。そしてモアナのように苦難や試練という大きな波を超えて新しい世界へと飛び出す勇気も湧いてくるだろう。もちろん、美しい景色に魅了され、その文化に興味が湧いたのならばハワイアン航空でハワイを訪れてみるのもいい。きっと空と海が新しい世界と発見へと導いてくれるはずだ。

「モアナと伝説の海」

公開日:2017年3月10日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
Webサイト:モアナと伝説の海