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京都鉄道博物館が11月12日に入館者数100万人を突破
4月29日のグランドオープンから177日で達成。当日は記念セレモニーを開催
2016年11月14日 19:44
- 2016年11月12日 実施
JR西日本(西日本旅客鉄道)と交通文化振興財団が運営する「京都鉄道博物館」(京都市下京区)は、11月12日に入館者数が100万人を突破した。当日の10時35分頃には、館内で記念セレモニーが行なわれた。4月29日にグランドオープンした京都鉄道博物館は、年間入館者目標を120万人としており、6カ月を過ぎた段階で、予想を大幅に超えるハイペースでの100万人達成となる。
前身となる梅小路蒸気機関車館を拡張する形でオープンした京都鉄道博物館は、国内最大級の鉄道博物館。JR京都駅から徒歩圏という好立地にあり、近隣の京都水族館と併せて、老若男女問わず楽しめる新しい観光スポットを形成している。快晴の秋空に恵まれた土曜日のこの日も、朝10時の開館前から入館待ちの行列ができており、同館の広報担当者によると、予想より早い時間に100万人を達成したとのことであった。
100万人目の入館者となったのは、蒸気機関車が好きという5歳の男の子、石川 凜くん。愛知県尾張旭市から家族5人で京都観光のなかで訪れたとのことで、セレモニーには家族全員で参加。賞状と記念品を授与された。
入館者100万人突破を記念して、当日は達成直後から入場チケットが入館者100万人記念券となり、レストランでは記念のお皿付きメニューを販売。弁当売り場やミュージアムショップ(土産物コーナー)でもカードや缶バッチといった限定記念品のプレゼントが行なわれた。
なお、記念チケットは2万枚用意され、週明けの14日現在では残り少ないもののまだ在庫はあり、15日中にはなくなっていまうかもしれないとのことだった。色づき始めた京都の紅葉観光と合わせて、京都鉄道博物館を訪れてみてはいかがだろうか。