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鉄道博物館、「さよならてっぱくジオラマ ~また逢う日まで~」の特別プログラム上演

2016年5月14日 開始

所有する鉄道模型車両、EF510形式電気機関車と24系客車(北斗星)

 全面リニューアルを目指している鉄道博物館(埼玉県大宮市)は、人気展示の「模型鉄道ジオラマ」を2016年9月5日から2017年7月中旬頃まで閉鎖する。そのため、現在のジオラマにおいて、特別なプログラムやイベントを実施すると発表した。

 5月14日から7月18日までは「ジオラマ車両大公開!」として、所有する約1400両のHOゲージ鉄道模型のなかから学芸員選りすぐりの模型を展示する。場所はメインエントランス スペシャルギャラリー2、ステンドグラス前(エントランスゾーン2階)など。

「ジオラマリバイバル」は5月28日から閉鎖前日の9月4日まで開催。2007年10月の開館から現在まで実施したジオラマのプログラムをリバイバル上演し、開館当初から愛されているというプログラム「鉄道の1日」や、企画展「はやぶさ~鉄道と宇宙~」の連動で実施されたプログラム、はやぶさによる320km/hの営業運転開始を記念した「FASTECH360」、学校団体向けの教育プログラムまで多彩なプログラムを用意する。

 また、期間の最後となる8月16日から9月4日までは特別プログラム「さよならジオラマ新プログラム」を上演する。ジオラマならではの“夢の車両編成”などが組まれるという。

 ジオラマリバイバルのスケジュールは以下のとおり。

5月28日~6月13日

 11時~ 鉄道開業ものがたり
 13時~ 東京駅開業100周年記念
 15時10分~ FASTECH360

6月15日~7月11日

 11時~ 戦後の鉄道史
 13時~ 東北・上越新幹線開業30周年
 15時10分~ 教育プログラム2014

7月13日~8月1日

 11時~ 時間旅行展
 13時~ 大宮駅・宇都宮線開業130周年記念
 15時10分~ 越境のドラマ!

8月2日~8月15日

 11時~ ジオラマを走る車両たち
 13時~ はやぶさ
 15時10分~ キモチ動かす列車たち

8月16日~9月4日

 11時~ 鉄道の1日
 13時~ さよならジオラマ新プログラム
 15時10分~ 貨物列車のひみつ

 このほかに10時20分、12時10分、14時、16時、17時の定例解説ショーでも各種プログラムを実施する予定。臨時実施もあるので、当日にジオラマ室にて確認してほしいとのことだ。

 なお、鉄道博物館は2018年夏に新館建設と本館全面リニューアルオープンを予定。ジオラマの閉鎖のほか、てっぱくひろばは2016年6月末、ラーニングゾーンは2016年10月初旬頃より順次閉鎖しリニューアルを行なう。こちらもさよならイベントを実施するという。

鉄道博物館の「模型鉄道ジオラマ」
所有する鉄道模型車両、200系新幹線電車
C57型蒸気機関車

(編集部:正田拓也)