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ANA、2016年度もSKYTRAX社の「World's Best Airport Services」と「Best Airline Staff in Asia」を受賞

2016年7月12日 発表

2016年度のワールド・エアライン・アワードにおいて、4年連続5度目となる「World's Best Airport Services」、2年連続3度目となる「Best Airline Staff in Asia」を受賞した。写真左は全日本空輸株式会社 代表取締役 副社長執行役員 内薗幸一氏、右はANAブランド客室部門統括 オペレーション部門副統括 客室センター長 山本ひとみ氏

 ANA(全日本空輸)は、航空産業の格付け会社である英国SKYTRAX(スカイトラックス)社による2016年度のワールド・エアライン・アワードにおいて、4年連続5度目となる「World's Best Airport Services」、2年連続3度目となる「Best Airline Staff in Asia」を受賞。英国・ファンボロー空港で開催中の、「ファンボロー国際航空ショー2016」で行なわれた受賞式典で表彰された。

英国SKYTRAX社による2016年度のワールド・エアライン・アワード

「World's Best Airport Services」は、空港サービス全般でもっとも評価の高い航空会社に与えられるアワード。ANAは空港サービスについて、下記のような取り組みをポイントとして挙げている。

・成田空港出発ロビーのカウンターレイアウトを刷新、新自動チェックイン機を導入し、より便利でスムーズな導線を実現
・成田空港のANAラウンジにて、シェフが握り寿司などを利用客に直接サービスする「シェフサービス」を開始
・羽田空港第2旅客ターミナル出発ロビーをリニューアル、分かりやすく無駄のない出発導線を実現
・日本で初めて、自動で手荷物を預け入れできる「ANA Baggage Dropサービス」を導入
・日本で初めて、羽田空港における国内線と国際線の乗り継ぎサービス「ANA & LEXUS CONNECTION」を開始

自動で手荷物の預け入れを行なえる「ANA Baggage Dropサービス」
シェフが握り寿司などを利用客に直接サービスする「シェフサービス」
羽田空港における国内線と国際線の乗り継ぎサービス「ANA & LEXUS CONNECTION」

「Best Airline Staff in Asia」は、空港スタッフとCA(客室乗務員)による利用客へのサービス品質において、アジア地域でもっとも評価の高い航空会社に与えられるアワード。ANAはスタッフが提供するサービスの品質維持・向上について、下記のような取り組みをポイントとして挙げている。

・17言語に対応する「ANA コミュニケ-ション支援ボード」を導入、グローバルカスタマーや配慮を要する利用客との円滑なコミュニケーションを実現、サービスを向上
・日本で初めて羽田空港にて遠隔手話通訳サービスを導入、耳や言葉の不自由な利用客へのサービスを向上
・搭乗手続きカウンターやラウンジで、利用客と積極的に対話し、利用客が求めるサービスを的確に把握して対応できる人材を育成するための教育を実施
・増え続ける訪日外国人への対応のため、従来の上海、ロンドンに加え、タイや香港からもCAを採用

17言語に対応する「ANA コミュニケ-ション支援ボード」
遠隔手話通訳サービス