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ジェットスター、成田空港~マニラ線を就航
4月1日から中部~マニラ線、4月7日から関空~マニラ線を運航
(2016/3/16 20:15)
- 2016年3月15日 実施
ジェットスター・ジャパンは3月15日、同社の国際線就航先としては香港、台北に続き3都市目となる成田空港~マニラ線を就航した。マニラへの就航は国内LCCとしては初となり、さらに4月1日からは中部~マニラ線、4月7日からは関空~マニラ線を運航する。運賃は9000円から(片道、諸税等除く)。
成田~マニラ線運航スケジュール(期間:2016年3月15日~2016年7月1日)
便名 | 路線 | 運航期間 | 運航曜日 | 定刻 |
---|---|---|---|---|
GK41 | 成田~マニラ | 3月15日~3月19日 | 火木土 | 20時05分発~0時05分(翌日)着 |
3月20日~3月26日 | 月火水木土 | 20時05分発~0時05分(翌日)着 | ||
金 | 20時10分発~0時10分(翌日)着 | |||
3月27日~4月3日 | 火木金土日 | 20時30分発~0時05分(翌日)着 | ||
4月4日~4月28日 | 火水木金土日 | |||
4月29日~5月8日 | 毎日 | |||
5月9日~5月31日 | 火木金土日 | |||
6月1日~6月30日 | 毎日 | |||
GK40 | マニラ~成田 | 3月16日~3月20日 | 水金日 | 1時05分発~6時15分着 |
3月21日~3月27日 | 火水木金土日 | |||
3月28日 | 月 | 1時05分発~6時35分着 | ||
3月29日~4月4日 | 月土日 | 0時35分発~6時05分着 | ||
水金 | 1時05分発~6時35分着 | |||
4月5日~4月29日 | 月火土日 | 0時35分発~6時05分着 | ||
水木 | 1時05分発~6時35分着 | |||
4月30日~5月9日 | 毎日 | 0時35分発~6時05分着 | ||
5月10日~6月1日 | 月火土日 | 0時35分発~6時05分着 | ||
水 | 1時05分発~6時35分着 | |||
6月2日~7月1日 | 毎日 | 0時35分発~6時05分着 |
マニラ行きの初便となるGK41便の搭乗口となった成田空港 第3旅客ターミナル 152番ゲートには搭乗開始を前にジェットスター・ジャパン CEO ジェリー・ターナー氏が姿を見せ、報道陣向けの囲み取材に応じた。
ターナー氏は、マニラ路線開設について「日本とマニラは交流が多いため、非常に大きなビジネスチャンスがあると考えている。日本の外国人コミュニティの中ではフィリピン人の居住者は3番目に多い。両者の橋渡しをできればと思っている。競合は厳しいと予想しているが、運賃が抑えられることになり、お客さまにとってはよいことだと考えている」と説明した。
夜間のフライトとなることについては、機材の稼働率改善を狙いに挙げたほか「成田発の最終のマニラ行きとなり、マニラ発~成田行きは成田着の初便となる。お客様にとっては効率的に移動することができる。夜間のフライトになるのでゆっくり睡眠とっていただけるような、静かな便を予定している」と、利用客にもメリットがあることを示唆した。
また、今後の就航地については「現在、(所有する)20機がフル稼働に近い状況となっている。今後、機材を増やす、就航地を増やすといった点についてはカンタス航空、日本航空、株主様と協議をしていきたい。次の就航地が追加になるとすれば冬期のスケジュールになると思う。中国本土などを検討しているが、特に驚くに当らない就航地になると思う」と語った。
ターナー氏は搭乗時刻直前に公式キャラクターのジェッ太くん、フィリピン観光省 東日本代表 グウエンドリン S.バトーン氏、同東京支局 管理担当官 ジェロム B.ディアズ氏らとともにフォトセッションを行なったほか、ゲートに向かう乗客に記念品を手渡すプレゼンター役を務めた。
タラップにより機内への案内が始まると、機外ではスタッフが乗客に向けて横断幕を掲げて見送りを実施。156名(プラス幼児1名)の乗客を乗せたエアバス A320-200型機(登録記号JA15JJ)は20時05分にブロックアウト、20時39分にA滑走路からマニラに向け飛び立っていった。