旅レポ

一挙3路線に就航したジェットスターで行くマニラツアー(その3)

フィリピン式スパに世界で一番小さい活火山「タール火山」、タガイタイ編

 マニラから南に64km、車で1時間半ほどのところにある避暑地として知られる観光地タガイタイ。標高約700mの高地にあるため、しのぎやすい気候で、一大都市マニラから人気の日帰りスポットのようです。今回のプレスツアーではこのタガイタイへの1Dayトリップが組み込まれていましたの。

避暑地タガイタイで極上のヒロット体験

 ホテルを出発し高速道路と一般道を使って南下、タガイタイの街に到着です。最初に訪れたのは「ナーチャーウェルネスビレッジ」。そう、旅の疲れを癒やしてくれるマッサージですの♪ 実はここ「健康」や「美」「自然」に対するこだわりがハンパない、ちょっとすごいスパなのです。

2002年にオープンしたナーチャーウェルネスビレッジ
普通のスパ施設とはちょっと違う雰囲気がプンプン?
敷地内の至るところに咲いていたハイビスカス
まずはレセプションで問診票を記入。その日の体調などを書きます
緑あふれる敷地内にはプールも。気持ちよさそう~
キャンプサイトもありました
ここは宿泊もできるスパ施設。このようなコテージが17部屋あります
鳥のさえずりを聞きながらオープンエアーでのスパも可能
1人でもカップルでも家族でも楽しめる充実の施設です

 とにかくこのナーチャーウェルネスビレッジ、スパ専用の個室に案内してもらうまでに「絶対またここに来たいっ!」と思ってしまったほど気に入ってしまいましたの。飾り気のないナチュラルさがとっても心地よくて、まさに“Peaceful”な空間だったのです。

こちらが今回スパ体験をしたマッサージルーム
セラピストの女性たち。ゴッドハンドの持ち主ですの

 フィリピンでは「ヒロット」と呼ばれる伝統的なマッサージがあって、基本はオイルマッサージ。単に気持ちいいだけのマッサージではなく、体調を整え神経や血管の状態を元通りに直すことによって、身体の本質的な解放を目指すというトリートメント療法なんだそうです。ちなみに東京でもこのヒロットができるサロンが少しずつ増えてきているみたいですわよ。で、今回やっていただいたのは「Hilot Kagalingan」という基本のメニューで、1時間1200ペソ(約2800円)。「安っ!」オールハンドでこの値段、日本ではなかなかありませんわよね。蒸したバナナの皮をペタッペタッと背中に押し付けられるとが気持ちよかったですわ~! もちろん熟練のセラピストさんに身体をあずけて、たっぷり1時間至福のときを過ごしたことは言うまでもありません。はふぅ~♪

施術のあとは特製のケールジュース。色はアレですがビタミンたっぷりで栄養満点
もちろんレストランもあります。身体によさそうなランチプレート。これを3人~4人でシェア
素敵に盛りつけたはずなのにキュウリにしかピントが合っていないのが残念
最後になぜか一同でタイチという太極拳のようなものをやりました。ハァ~!

オーガニック野菜で身体のなかからキレイに!

 スパもできてお食事もできて宿泊もできるナーチャーウェルネスビレッジですが、実は近くに広大な自家農園を持っていて、レストランで提供する食物をオーガニックで育てているんですの。「うわべだけではなく身体に取り入れるものを的確にチョイスし、身体の内側からデトックスして心身ともに美しくなりましょう」というハリウッドセレブが聞いたら飛びつきそうな最先端なことを、マニラから約60km離れた田舎で(失礼!)しれっとやっちゃっていることにびっくりですわ。だって農園の入口ひとつにしても、なにも知らなかったら「ふ~ん、鶏飼ってキノコも作ってる菜園ね」で話は終わっちゃうような素朴なところなんですのよ。とにかくここの雰囲気やこだわりすべてが気に入って「いつの日かここに滞在するためだけにフィリピンに来てみたい!」と思ってしまったほどです。

フツー菜園にこんな看板ないですわよね?
「kidney」=腎臓にいいパセリ、バジル、ペパーミント……と内臓区画(?)されているガーデン
でもって、ここもキャンプサイトがあって泊まれるのです! 農業体験も可能
菅笠被ったスタッフさんがいかにもフィリピンといった雰囲気でいい感じ

タガイタイの有名な絶景を堪能

 さて、ナーチャーウェルネスビレッジをあとにして次に向かったのは、車で10分ほどのところにある「タールビスタホテル」。ココがこの日のハイライトなのです! タガイタイには世界で一番小さい活火山と言われるタール火山があることで有名なのですが、そのタール火山、なんと火山活動によってできたカルデラ湖であるタール湖のなかにあるのです。「え!? 湖のなかに火山?」と一瞬ピンときませんわよね。世界広しといえどもこれはとってもめずらしい景色のようですよ。

タガイタイで抜群の立地にある老舗高級ホテル、タールビスタホテル
天井が高くて開放感あるラウンジ
芝生のキレイな屋外テラスに出てみると、ビューデッキの文字が
ジャーン!眼下にこんな雄大な景色が広がっていました。これはすごいっ!!
タール火山は活火山。フィリピンは日本と同じく火山の国ですわね
ここタールビスタホテルの屋外テラスは絶好のビュースポット

 今回はタールビスタホテルから絶景を眺めるだけでしたが、周辺には乗馬やキャンプができるタガイタイ・ピクニック・グローブと呼ばれる自然公園や、ゴルフコースなどもあってタール湖周辺の楽しみ方はいろいろ。そしてタール火山へはボートを使って登山口まで行き、ガイドさんと一緒に徒歩で噴火口付近まで歩くこともできるらしいですわよ。

レストランで軽食を頂きながらフィリピンの伝統的な踊りなどを鑑賞
タガイタイから戻る高速道路。フィリピンにもETC(のようなもの)があるらしい
前方に見えてきたマニラ。高層ビルが立ち並ぶ近代都市なんだとあらためて感じました

マニラに戻ってフィリピン料理のオンパレード

 最後にご紹介するのは、この日マニラに戻って連れて行ってもらった老舗レストラン「BISTRO A REMEDIOS」。レメディオスって名前もお店の雰囲気もどこかスペインっぽいのですが、出てくるものはフィリピンの定番料理。こちらのお店、観光客だけでなく地元の人々にも人気のレストランのようです。

その昔スペイン支配下にあったフィリピンにはスパニッシュレストランもたくさん
スペインっぽいおしゃれな店内
フィリピン料理にはよくイカが登場します
エビの揚げ物。この青唐辛子がめちゃくちゃ辛いけど、おいしい!
なんだったか忘れましたが、この青唐辛子が辛かったことだけは覚えています
ゆで卵の塩っからさが忘れられない一品
こういう煮込み料理はフィリピン料理の定番
豚のアドボ。アドボは鶏肉や豚肉を醤油、酢、ニンニクなどで煮込むフィリピン料理の定番
魚も出てきた! ティラピア、ド~ン! かなり大きい
たしか内臓系の肉の煮込み。横に添えられたタケノコっぽいものがナゾ
もうお腹いっぱい食べられませんと言いながらあっさり胃袋に入ったデザート。超濃厚なプリンがおいしかった

 マニラツアーレポート、次回は最終回としてホテル編をお伝えします。日本では考えられない規模の複合施設を持つ大型ホテルが多いマニラ。「遊んで」「食べて」「買って」が思う存分できる魅力的なホテルがいっぱいでしたわよ。お楽しみに~♪

ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。