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ディズニーアンバサダーホテルに「チップとデール」「スティッチ」をイメージした新客室
2月6日オープン。レストランでも限定メニューを提供
2017年2月6日 18:03
- 2017年2月6日 オープン
ミリアルリゾートホテルズは、東京ディズニーリゾートの「ディズニーアンバサダーホテル」にキャラクターの世界観をモチーフとした新客室を2月6日オープン。「プルートの二等兵」でデビューしたキュートなシマリスの“チップとデール”をイメージした「チップとデールルーム」。そして映画「リロ＆スティッチ」に登場するいたずら好きのエイリアンのスティッチをイメージした「スティッチルーム」を新たに追加した。
全客室数504室のうち、ディズニーキャラクターをテーマとした客室は全154室となり、より多くのゲストがキャラクターたちの雰囲気を味わいながら滞在を楽しむことができるようになった。
ドングリに愛らしいしっぽなどモチーフたっぷりの「チップとデールルーム」
今回31室がオープンした「チップとデールルーム」は森の木々や大好物のドングリのモチーフが客室にたっぷり。まずドアを開け入り口を抜けると2台のベッドとアールデコ・スタイルのヘッドボードに描かれたチップとデールがお出迎え。ベッドスローにはたくさんのドングリや樫の木の葉がデザインされている。ベッドの間のウォールには、「リスの音楽合戦」に登場する歌姫クラリスのサイン入りポートレートをデコレーション。また、メッセージ入りのチョコレートを正装で抱えるチップとデールの姿を描いた作品なども飾られ、ファンにはたまらない空間となっている。
奥にはシマリスカラーの大きめソファが。チップとデールを見分ける際の大事なポイントである鼻をモチーフとしたクッションもちょこんと載っており、姿は見えずとも存在を感じるデザインとなっている。ウォールの作品のようにクラリス気分で同じポーズで写真を撮ってみるのもおもしろい。すぐ側のランプシェードや机も葉などをモチーフにしており、隅々まで木々や彼らの住んでいる場所を彷彿させるデザインが施されている。
なお、ウォールペーパーやカーペットもスペシャル仕様。ウォールペーパーには、ドングリで遊ぶ2人の姿、そしてカーペットにはかくれんぼをするかのように、お尻としっぽが葉の間から覗いているなど遊び心がたっぷり。じっくり2人の楽しそうな姿を探してみよう。
ベッドルームだけではなく、バスルームにもチップとデールがたっぷり。ウォールペーパーもデザインの異なるフェイスをフィーチャー。正面のミラーにはドングリ、チップとデールがデザインされている。なお、トイレ側にはガウン姿のチップ、お風呂側にはタオルを巻きドナルドダックのオモチャを持ったデールの楽しげなイラストも。アメニティもミッキーシェイプ。同客室限定のオリジナルデザインのポーチもこちらに。
鏡台もバスルーム正面に完備。ドライヤー用のコンセントや大きめミラーを設置し、ファミリーや友人、カップルで宿泊した際の朝の支度もスムーズだ。また、スツールはドングリモチーフであるなど、空間に溶け込みながらチップとデールを彷彿させるデザインとなっている。
なお、クローゼットには大人用スリッパと子供用スリッパ。セフティボックスを用意。大人用パジャマはテレビ台の棚の中にあり、子供用パジャマはチェックインの際にリクエストをしておこう。
なお、旅の疲れをほっと癒したいときに重宝する無料のお茶やコーヒーなどはクローゼットの並びの棚に用意されている。ポットも設置。冷蔵庫も下段に設置している。
なお、滞在時に重要となるコンセント類も多く、枕元にはUSBポートとコンセント2カ所。Wi-Fiは完備しているがLANポートも。そのほかにも鏡台付近や洗面所などにもコンセントがある。
試しに遮光カーテンも閉めてみたが、昼でも夜かと間違える程の落ち着く空間ができあがった。ゆっくり休んでからパークに繰り出したい場合にもうれしい。また、パークで1日たっぷり遊び、部屋に戻った際にリラックス＆リセットできる空間が待っているのはありがたい。スタンダードフロアの「チップとデールルーム」は定員大人3名。広さは38～41m2。価格は1室4万7400円～となっている。（予約タイミングで価格は異なる）
扉を開けたらすぐハワイ!? 南国ムードたっぷりの「スティッチルーム」
スタンダードフロアに21室オープンした「スティッチルーム」はリゾート気分満載のハワイアンテイストあふれるデコレーションが特徴。扉を開くとスティッチとエンジェルのイラストがお出迎え。“Romantic Hawaii”のフレーズがハワイを訪れたような気分にしてくれる。そして、ベッドルームへ進むとハワイアン・アールデコを取り入れたシックな雰囲気の客室が広がる。
ベッドスローには映画を観た人ならば一目で分かるようなモチーフを使った柄をハワイアンキルト風にデザイン。ヘッドボードにはサーフィンを楽しむスティッチとリロの姿が描かれている。ベッドの間のウォールにはフラを踊るスティッチとウクレレを奏でるリロのイラストも。映画同様の優しい色使いも見逃せない。
大きな窓際には、ブルーを基調としたゆったりめのソファが鎮座。その上のクッションには何やら意味深な模様が描かれている。実は、スティッチが逃げて来た銀河連邦で使用されている文字で“ohana lilo stitch ohana”と表記されている。映画「リロ＆スティッチ」はもちろんのこと、東京ディズニーランドのアトラクション「スティッチ・エンカウンター」でも使われているのでチェックしてみよう。
また、ソファの上部をよく見ると映画の舞台であるカウアイ島の全体地図が飾られ、ストーリーに出てくるエリアに印が付いている。スティッチの宇宙船が不時着した場所やスティッチが保護されリロと出会った場所。そしてリロとナニが住む自宅の場所など、じっくり見るほどに発見がある。
また、ランプシェードには植物もチーフが描かれており、皮を使ったアクセントも美しい。机にも植物デザインが施されており、部屋にいながら自然の恵み豊かなハワイが感じられる。
淡いブルーのウォールペーパーをチェックしてみると、スティッチの姿がたっぷり描かれている。ウクレレをつま弾く様子やパジャマ姿など愛らしいシーンがいたるところに。ほかにもさまざまなイラストがあるので宿泊した際にはぜひ探してみよう。また、カーペットもこだわりが満載。花やパイナップルなどのモチーフとともにいたずら好きのスティッチの足跡が！
バスルームにもスティッチたちがかくれんぼ。正面のミラーには、スティッチの笑顔があり、見ているこちらも思わずスマイル。ウォールペーパーもベッドルームと異なるシルエットがメインのデザイン。また、トイレの扉にもリロが海のなかを泳ぐ姿などが描かれ、涼しげ。お魚がサンドウィッチをくわえているイラストもあり作品のファンが想像を膨らませられる要素が満載。なお、アメニティ類は客室共通のものとなっているが、客室限定のオリジナルポーチが付属する。
なお、バスルームを出たエリアには、鏡台を完備。プルメリアを彷彿させる花の彫刻が美しいミラーが掛かり、メイクや身支度にとっても便利。そしてパーカションのようなスツールには、ソファのクッションと同じ銀河連邦で使われている文字が彫られている。先ほど紹介したあるものを使うと一部解読できるので、ぜひ挑戦を。謎が深まるばかりの場合はホテルのキャストに答えを聞いてみるのも楽しい。なお、コンセント類やミニ冷蔵庫やお茶類、スリッパやクローゼット関連は客室共通となっている。
遮光カーテンを閉めてみると、南国の静かな夜を思わせる雰囲気に早変わり。波の音や虫の鳴き声が聞こえてきそうなほどのリゾート感が広がった。落ち着いた雰囲気でゆったりくつろげる空間は、パークで1日中遊んだ体もすぐにリラックスできそう。トロピカルと宇宙をミックスした客室は、ハワイならではの癒し要素もしっかり入っている。スタンダードフロアの「スティッチルーム」は定員大人3名。広さは38～45m2。価格は1室4万1100円～。（予約タイミングで価格は異なる）
なお、「ミニーマウスルーム」（1室5万8700円～）、「ドナルドダックルーム」（1室4万7400円～）の限定オリジナルポーチは4月1日から。「ミッキーマウスルーム」（1室5万8700円～）は7月1日より新デザインのポーチとなる。
新客室のキャラクター“スティッチ”をイメージした、見た目も味も抜群な数量限定メニューを堪能しよう
新客室のオープンに合わせ「ディズニーアンバサダーホテル」内の各レストランやカフェではディズニーキャラクターをイメージした数量限定メニューを2月6日から3月17日まで提供。カリフォルニア料理レストラン「エンパイア・グリル」はスティッチをイメージした「エンパイアディナー」（1万円）を用意。
「天使の海老のカダイフ巻き ビーツのリゾット 軽いビスクのソースで」は、カダイフ（糸状の細い衣）を巻いて揚げた海老のカリッと食感がたまらない。ビーツとモッツァレッラチーズを使った濃厚リゾットと一緒に味わうと、旨味がふわりと口に広がる。また、カイエンヌペッパーを加えたビスクのソースに付けるとまた味わい深くなり、何度でも食べたい一皿だ。
「仔羊背肉のグリル 茄子の詰め物と共に」は、背肉を丁寧にグリルし肉汁を使ったソースで仕上げたメイン料理。お肉の上にはバターソテーしたシイタケを乗せ、一緒に口に含むとバターの香りとともに肉汁あふれるジューシーで豊かな味わいが堪能できる。
茄子をくり抜いた中に茄子とお米、ラム肉のミンチを敷き詰め、ガラムマサラを使いスパイスの風味を効かせたメニューは、トロッとした甘い茄子とほろほろラム肉が絶妙。スパイスも肉の美味しさを引き立てている。異なる味わいが楽しめるラムづくしの一皿だ。
メインの「仔羊背肉のグリル 茄子の詰め物と共に」は、「牛頬肉の煮込み オレンジ香る金時人参のサラダとシェーヴルチーズを詰めたカネロニを添えて」を選ぶことも可能だ。
「キャラメルブリュレとパイナップルのスープ バニラアイスクリーム」は2品で1つの豪華なデザート。大きなお皿のココナッツのチュイール（焼き菓子）の下には、パイナップルのスープとキャラメルブリュレが。パリッとしたチュイールをお好みで崩ししながらスープとブリュレを一緒にいただこう。パイナップルスープのなかにはゴロッと果実も入っており、フレッシュ味わい。濃厚キャラメルブリュレと一緒に頬張るとトロピカルな気分になれる。お皿に添えられたライムゼストも爽やかな香りだ。
グラスには、お砂糖で作られたスティッチをデコレーション。ほどよい甘さのバニラクリームアイスがひんやりと食事をしめてくれる。抹茶パウダーを練り込んださっくりラング・ド・シャは、ハワイでよく目にし、ハワイアンキルトのモチーフとしても使われるモンステラをイメージ。まさにスティッチな世界観が詰まったデザートだ。
なお、「エンパイアディナー」は全5品で、これら以外にも「低温で火を入れたハマチのグリルマリネと大根のサラダ仕立て」や「ホウボウのポワレと根菜のエチュベ スパイスソース」などを味わえる。
コース料理と一緒に味わいたいのが数量限定のドリンク「スペシャルノンアルコールカクテル コレクタブルグラス付き」（1860円）だ。オレンジジュースとマンゴージュース、カルピスウォーターにブルーシロップを使い南国気分満載の1杯となっている。とてもフルティーな味わいで、スッキリ感も。お肉料理を味わったあとに飲むとさっぱりするのでお勧め。
コレクタブルグラスには、新客室のポーチやホテル内の各レストランと同じデザインが施されており、スティッチのシルエットも。旅の思い出を持ち帰るのにぴったりだ。
なお、パークやホテルを訪れた際に必ず味わいたいという場合は「プライオリティ・シーティング」でレストラン予約もしておこう。利用時間は120分となっている。
和食のなかに“チップとデール”のイメージが隠れんぼ。落ち着いた雰囲気でスペシャルメニューに舌鼓
日本料理レストラン「花 Hana」では新客室オープンに合わせチップとデールをイメージしたお昼の御膳「花絵巻」（3500円）を提供。全8品で彩り鮮やかな和食が並びまさに花が咲いたようなビジュアルが美しい。
一の膳は「先付」「前菜盛り合わせ」（鴨低温煮、牛タンスモーク、白梅貝）。チップとデールの大好きな木の実をイメージした胡桃豆腐に、切り株風のいぶりがっこなど1皿の中にチップとデールの要素がたっぷり。ほかにもこだわりの要素が隠れているので味わう際にキャストに尋ねてみよう。
二の膳は「真鯛の若狭焼き」「お造り」「揚げ出汁豆腐」「野菜と白子の炊き合わせ」。「お造り」は日替わり。刺身から焼き魚まで魚料理を思う存分味わえるのがうれしい。
そして食事は「海老フライの太巻きと温うどん」。温うどんはつるりとした喉ごしと出汁の旨味でいつのまにか完食するほどの美味しさ。柚子胡椒とネギはお好みで。なお、海老フライの太巻きにも実は“チップとデール”要素が。なるほど！ と思えるこだわりのため自分で探してみたり、直接キャストに聞いて会話を楽しんでみよう。
食後のデザートは「ヌガーグラッセとラズベリーソルベ」。そしてホットチョコレート。ヌガーグラッセはふんわり食感で口の中でスッととろける。黒豆やミカン、アカスグリ、ユズなどを使い和な美味しさ。梅肉ソースも一緒に味わって。ホットチョコレートはナッツの食感が楽しい一杯。濃厚チョコレートで旅や日頃の疲れを一気に癒してくれる。ともにラング・ド・シャで作られたチップとデールをデコレーション。提供時間はお昼の時間帯11時30分から14時30分。事前にレストラン予約が可能な「プライオリティ・シーティング」に対応している。
「花絵巻」と一緒にオーダーしたいのが数量限定のドリンク「スペシャルノンアルコールカクテル コレクタブルグラス付き」（1860円）。ピーチシロップ、レモンジュース、ストロベリーシロップ、クラブソーダを使用し、甘酸っぱさとシュワッとした爽やかさを感じるドリンク。
ハート形のチョコレートとカラフルな金平糖をデコレーションしミニーマウスのような可愛らしさがあふれている。コレクタブルグラスは、キャラクターのシルエットがキュートなデザイン。
カフェ内でも持ち帰りでも楽しめる、チップとデールの「スペシャルブレッド」が登場
焼きたてブレッドが評判のデリカフェ「チックタック・ダイナー」ではチップとデールシェイプの「スペシャルブレッド」（670円）が登場。樫の木の葉をイメージした抹茶味のチョコレートでコーティングしたブレッドの上に、チップとデールシェイプのブレッド、そして彼らが大好きなドングリをモチーフにしたオレンジクリーム入りのブレッドがオン。
3つのブレッドは、もちっとした生地にオレンジの香りと味わい広がるクリームがたっぷり。チップのチョコレート風味の生地と合わせて食べると大人の味わいにも。また抹茶味チョコレートをふんだんに使った葉っぱシェイプのブレッドは、ちょっぴりビター。チップとデール、ドングリシェイプのオレンジクリームブレッドと合わせて食べるとビター＆スイートでやみつきになる美味しさ。「チックタック・ダイナー」店内でも味わえるが、パッケージングされているので宿泊している部屋でもゆったり楽しむことができる。
「チップとデールルーム」、そして「スティッチルーム」が仲間入りし、ますますハピネスがあふれる「ディズニーアンバサダーホテル」。1930年代のアメリカの雰囲気の中で、キャラクターモチーフの新客室に宿泊し、素敵な思い出をさらに輝かせるひとときを過ごしてみてはいかがだろう。
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