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「東京ディズニーセレブレーションホテル」が新浦安エリアに6月1日オープン
“夢”と“ファンタジー”がテーマ、国内4番目のディズニーホテル
(2016/5/27 18:16)
- 2016年6月1日 オープン
ミリアルリゾートホテルズは、6月1日に新たなディズニーホテル「東京ディズニーセレブレーションホテル」を新浦安エリアにオープンする。日本初のテーマの異なる2棟のホテルから構成されるディズニーホテルの開業に先駆けて、「東京ディズニーセレブレーションホテル:ウィッシュ」が報道公開されたのでレポートする。
パークで感じる祝祭感や華やかな気分をホテルでも味わい感じてほしいという思いから名付けられた同ホテルは、東京ディズニーランド、そして東京ディズニーシーのアトラクションや雰囲気を彷彿とさせる全702室、2棟から構成されている。同日より「東京ディズニーセレブレーションホテル:ウィッシュ」の352室が宿泊可能となる。なお、“冒険”や“発見”をテーマにした「東京ディズニーセレブレーションホテル:ディスカバー」(350室)は9月10日にオープン予定だ。
宿泊者特典として、パークオープン15分前に入園ができる「ハッピー15エントリー」の対象となるため、通常よりも早くパークを楽しむことができる。また、入園保証と滞在初日から東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの両方が楽しめる特別チケット「東京ディズニーリゾート マルチデーパスポート・スペシャル」(大人1万4800円~、中人1万2800円~、小人9600円~)も販売。チェックアウトや、荷物を自分で部屋まで運ぶなど一部セルフサービスを取り入れ宿泊価格も2万3000円からと既存のディズニーホテルと比べてリーズナブル。そのためファミリーやグループ利用、長期滞在などで重宝されるとして注目を集めている。
パークのワンシーンを描いたアートで飾られたロビー
「東京ディズニーセレブレーションホテル:ウィッシュ」は、テーマを“夢”や“ファンタジー”とし、東京ディズニーリゾートでの感動や体験そのままにステイを楽しめる。“ウィッシュ”内には、パークをイメージしたデコレーションがあちこちに散りばめられている。
まず、ロビーに到着すると目に飛び込んでくるのが、パークをイメージしたソファをはじめとする家具たち。「アリスのティーパーティー」をイメージしたティーカップシェイプのチェア、実際にパークで多くのゲストの夢を乗せてきた「キャッスルカルーセル」の白馬、そして「ジャスミンのフライングカーペット」をイメージしたふんわり柔らかなソファなどが配置され夢心地に。パークで見た夢がそのままロビーに続いて来たような空間が広がっている。もちろんフォトスポットとしても最適だ。
そして、ロビーの家具と連動するようにパークの各エリアやアトラクションが描かれたアートもデコレーションされている。正面の「アリスのティーパーティー」エリアには、シンデレラ城をバックにウォルト・ディズニーとミッキーマウスが手をつなぐパートナーズ像。そしてファンタジーランドの「ピノキオの冒険旅行」や「ピーターパン空の旅」周辺を描いたアートパネル。アラビアンコーストの「ジャスミンのフライングカーペット」のサイドには、テーマポートを描いた3枚のアートパネル。そして「キャッスルカルーセル」のサイドには「イッツ・ア・スモール・ワールド」。強化ガラス製のパネルはステンドグラスのように光を通すことでより幻想的な雰囲気を作りあげている。
また、フロントデスクアートにはマーメイドラグーンやレストラン「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」、ゲストサービスデスクアートには「白雪姫の願いの井戸」や「プーさんのハニーハント」などが描かれている。これから遊びに行くゲストも、パークを楽しんできたゲストも思わず笑顔になれる華やかなエリアだ。
さらに、もうひとつ注目したい部分がロビー柱横に飾られたアトラクションのミニチュア模型たちだ。「空飛ぶダンボ」「プーさんのハニーハント」「ジャンピン・ジェリーフィッシュ」「ブローフィッシュ・バルーンレース」の4アトラクションのヴィークルやアトラクションのワンシーンが形となっている。実は「プーさんのハニーハント」「ジャンピン・ジェリーフィッシュ」「ブローフィッシュ・バルーンレース」の3つがアトラクション建設の際に制作された貴重な模型。「空飛ぶダンボ」は同ホテルのために新たに制作されたスペシャルなものと、共に見応えのある展示となっている。
パークをイメージした家具に、アートパネル、模型、そして園内で流れる音楽。ロビー全体の雰囲気と自分自身のパークでの体験が重なり、ホテルに帰ってきてもそのままの楽しい雰囲気が続く、思わず長居してしまうほどの魅力が溢れていた。
客室はディズニーマジック溢れるとっておきの空間
1室につき4台のベッドが用意された部屋が中心のゲストルームは全352室。全室禁煙で、加湿器やWi-Fiも完備。洗い場のある風呂など快適に過ごせる仕様となっている。
4名まで宿泊可能な「“ウィッシュ”スタンダードルーム」(2万3000円~)に、海側に面した「“ウィッシュ”スタンダードルーム(オーシャンサイド)」(2万6000円~)、35m2~39m2の少し広めの「“ウィッシュ”スーペリアルーム」(2万6000円~)。レギュラーベッド3台を用意した「“ウィッシュ”トリプルルーム」(2万6000円~)、レギュラーベッド2台とデイベッド1台の角部屋「“ウィッシュ”コーナールーム」(3万3000円~)バリアフリー構造の「“ウィッシュ”アクセシブルルーム」(2万3000円~)など種類も豊富。宿泊人数やニーズに合わせた部屋を選べるのもうれしい。
(5月27日現在、Webサイトに表示された客室料金。料金は客室タイプや宿泊日によって異なるほか、変動する可能性がある)
今回は、定員大人4名の「スタンダードルーム(ガーデンサイド)」(2万3000円~)を見学。29m2の室内には、レギュラーベッド2台、ソファと兼用できるデイベッド2台が用意されており、ファミリーやグループでもゆったりと泊まれる広さ。また、中庭にも面しており、開放感は抜群。
ゲストルームの扉を開けると鮮やかなワインレッドの絨毯に真っ白な壁、そしてパークのワンシーンを描いたアートが目に飛び込んでくる。「プーさんのハニーハント」には、青い風船で空へ舞い上がるプーさんや、「アリスのティーパーティー」でアリスと白ウサギがお茶会を楽しむ姿、そしてナイトエンタテイメント「ファンタズミック!」のミッキーマウスとディズニーの仲間達とアトラクション、ショーが壁一面に描かれている。
また、壁紙にはアトラクションの様々な乗り物も発見できる。「ピーターパン空の旅」や「キャッスルカルーセル」、そして「空飛ぶダンボ」に「ジャンピン・ジェリーフィッシュ」など、今日乗った、そして明日乗りたいアトラクションのヴィークルがズラリ。
ロビーに展示されていた模型とも連動し、パーク、ロビー、そして部屋まですべてが繋がっている。なお、足元の絨毯はチューリップを上から見た柄となっており、とってもキュート。部屋全体にディズニーマジックが詰まっている。
客室からゆったり中庭を眺めるのもおすすめ。「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のフロートをモチーフとしたトピアリーが飾られた落ち着いた雰囲気。散策や記念撮影なども楽しめる場所だ。また、庭の中心には映画『白雪姫』やパークでもおなじみの「白雪姫の願いの井戸」があり、まさに“ウィッシュ”。願いをかけることができる。夜にはライトアップもされ、部屋からパレード気分を味わうことも可能だ。
館内の移動の際もディズニー気分たっぷり。エレベーター内は扉が閉まるとアートが現れる仕組みになっている。各階への到着ボイスはミッキーマウスが担当。また、エレベーターホールには東京ディズニーリゾートのワンシーンを切り取った印象的な写真が飾られている。
専用カフェやショップで滞在をより便利に
館内には朝食専用の「ウィッシュ・カフェ」を併設。「イッツ・ア・スモール・ワールド」をイメージした店内で焼きたてのクロワッサンやデニッシュ、サラダにスープなどのメニューをブッフェスタイルで味わえる。中庭などにも面しており、光が明るく差し込む中で朝のひとときが楽しめる。食券(大人1300円、小学生900円、未就学児無料)を購入し、利用するスタイル。毎朝6時30分から10時まで営業。
館内には、滞在をより便利にするショップも併設されており、お土産や、滞在中のちょっと欲しいを実現。パーク内で販売しているグッズを用意するディズニーショップ「ディズニーファンタジー」では、現在開催中の東京ディズニーシー15周年を記念するグッズや、イベントにちなんだアイテムを中心に販売。もちろんパーク土産の定番のチョコクランチなどもあり、パークでの購入忘れをサポートしてくれる。なお、ホテルのオリジナル商品の取り扱いはしていない。営業時間は8時から21時。
また、館内ではホテルオリジナルデザインのスーベニアメダルも用意。「GRAND OPENING」の文字にホテルのロゴの入ったこの時期ならではの1枚を手に入れることができる。ミッキーマウスとプルート、ドナルドダック、ミッキーマウスとミニーマウスなど全4種類で各100円。
パークとホテル間を往復する専用のシャトルバスも“ウィッシュ”気分満載の一台。オリジナルアートでラッピングされた車体に乗り、約15分でパークに到着。シャトルバスの運行はパークの運営時間により変動するため現地での確認を忘れずにしておこう。なお、隠れミッキーらしきシルエットも車体のどこかに隠れている。
バリュー価格帯で東京ディズニーリゾートでの滞在をたっぷり楽しめる「東京ディズニーセレブレーションホテル:ウィッシュ」。シャトルバスでゆっくりパークへ足を運ぶのもよし、オープン15分前に入場し、1日遊び倒すのよし。ホテルに帰ってくればディズニーホテルならではの雰囲気で、夢の続きがずっと味わえるとっておきの場所が新たに誕生した。6カ月前より予約ができるので、初めての「お泊まりディズニー」や、長期滞在、そしてファミリーやグループで訪れ素敵な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
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