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JAL、女子レスリング日本代表選手団のリオデジャネイロオリンピック出発セレモニーを開催
吉田沙保里選手、伊調馨選手らが出発
2016年8月12日 11:43
- 2016年8月10日 開催
JAL(日本航空)は8月10日、リオデジャネイロオリンピックに出場する女子レスリング日本代表選手団を見送る出発セレモニーを、成田空港で開催した。選手団は10時50分発ニューヨーク行きJL006便と、18時15分発ニューヨーク行きJL004便の2便に分かれて出発したが、それぞれ搭乗前にセレモニーが行なわれた。
JL006便の出発セレモニーは、吉田沙保里選手、登坂絵莉選手、チームリーダーの栄和人氏の3名が、JALグループスタッフが掲げる横断幕に出迎えられて参列。吉田選手に花束が、登坂選手に「JALがんばれ!ニッポン!JET」のモデルプレーンが贈呈された。最後に、JALグループ各部門の社員からの応援メッセージが寄せ書きされたフラッグを吉田選手が受け取った。
吉田選手は、「いよいよ、リオに向けて出発します。すでにオリンピックは開催していますが、日本でしっかり調整させてもらいました。現地ではケガをすることなく、体調管理もしっかりして、女子レスリング全員が金メダルを目指します」と決意を語った。また、吉田選手は日本選手団の主将として、「まず自分が金メダルを取ることで、日本選手団に貢献したい。日本で応援してくださる方に明るいニュースで、元気や勇気や感動を与えられるようにがんばってきます」と意気込みを見せた。
夕方に開催された2度目の出発セレモニーでは、JL004便に搭乗する伊調馨選手、川井梨紗子選手、土性沙羅選手、渡利璃穏選手の4名が参列。伊調選手に、花束、モデルプレーン、応援フラッグが手渡された。伊調馨選手は「6人全員で力を合わせ、JALの飛行機のように、高く舞い上がっていきたい。一番高いところを目指して、金メダル6個を持って帰ります」と決意を表した。
吉田沙保里選手らが搭乗したJL006便(ボーイング 777-300ER型機)は11時12分に出発し、12時間17分後にジョン・F・ケネディ国際空港に到着。伊調選手らが搭乗したJL004便(ボーイング 787-8型機)は18時55分出発、12時間25分後にジョン・F・ケネディ国際空港に到着した。ニューヨークで合流し、アメリカン航空に乗り換えて現地入りする。
リオデジャネイロオリンピックでの女子レスリング競技日程は、8月17日(現地時間)に48kg級(登坂絵莉選手)、58kg級(伊調馨選手)、69kg級(土性沙羅選手)。8月18日に53kg級(吉田沙保里選手)、63kg級(川井梨紗子選手)、75kg級(渡利璃穏選手)となっている。