私のお勧め観光&グルメスポット
ANAに聞く「大分県」。温泉めぐりや豊後料理、雄大な自然で心も体も癒やす“おんせん県”
2021年3月24日 11:00
国内外、約100都市へ路線ネットワークを張り巡らし、各地に支店を展開するANA(全日本空輸)。本コーナーでは、そんな各地のANA支店や就航先空港に勤務するスタッフに、お勧めの観光スポットやグルメスポットを現地目線でお伝えしてもらうコーナーだ。
今回は、ANA 大分支店の支店長 伊藤勝弘氏と、アシスタントマネジャーの御手洗美紀氏に大分県のお勧めスポットを聞いた。
――大分県への路線にはどのような特徴がありますか?
大分空港へは1日あたり、羽田(東京)線8往復、伊丹(大阪)線4往復、セントレア(中部・名古屋)線2往復(コードシェア便を含む)を運航し、ビジネス・観光など、多くのお客さまにご利用いただいています。また2月19日より、ANAグループLCCのピーチ(Peach Aviation)が、成田線の運航を開始しました(1日1往復)。
※注:新型コロナウイルスの影響により運休・減便となる可能性もあるので、最新の情報は同社Webサイト同社Webサイトで要確認。
――どのような見どころがあり、楽しみ方ができる地域でしょうか?
温泉大国・日本のなかでも、大分県は源泉数(全国の約16%)、湧出量(全国の約11%)ともに日本一の「おんせん県おおいた」です! 8つの温泉郷がある「別府温泉」、美しい由布岳の山麓に広がる「湯布院温泉」、世界屈指の炭酸泉と呼ばれる「長湯温泉」など、県内各地の多彩な温泉めぐりは最高に楽しめます。
そして、大分県は「豊の国」。海の幸・山の幸・酒は一級品です。温泉に浸かって、最高の食・酒を堪能すれば、心も身体も癒されます!
――お勧めの観光スポットを教えてください。数日の滞在で巡るのにお勧めの場所などもあったらご紹介ください。
「宇佐神宮」(宇佐市)は全国4万余りもある八幡社の総本宮で、725年に建立され約1300年の歴史があり、神仏習合文化と神輿(みこし)の発祥地でもあります。本殿は国宝にも指定されており、その美しさとスケールの大きさに圧倒されます。
大分県と熊本県に広がる「阿蘇くじゅう国立公園」の大分県側には、九州の屋根「くじゅう連山」、広大な「久住高原」、多様な生物・植物を育む「坊ガツル・タデ原湿原」などがあり、大自然を存分に満喫できます。
なかでも最近のお勧めスポットは、久住高原内に2020年夏にオープンした「TAOの丘」(竹田市)。ここでは、大分を拠点として世界中で活躍している和太鼓グループ「DRUM TAO」の野外公演を、阿蘇五岳の雄大な景色をバックに鑑賞できます。
――お勧めのグルメスポットや、皆さんがよく利用されるお店を教えてください。
大分市と周辺7市町に根付く食文化を紐解き、地元の食材を活かして考案する創作料理、「豊後料理」がお勧めです。大分の恵みと伝統と料理人の想像力が融合したおもてなし料理で、多くのお店がそれぞれのスタイルで提供しています。
そのなかの一つ「Tomo Clover(トモクローバー)」(大分市)は、フランスで料理を学んだシェフがフレンチと郷土料理を融合させ、大分の雄大な自然の恵みを活かした素材で、日々情熱的な料理を提供してくれます。
――お勧めのお土産を紹介してください。
やわらかいクッキー風味の生地に、上品な甘さの白あんを包んだ、大分の銘菓「ざびえる」がお勧めです。白あんにラム酒漬けレーズンを加えた「金のざびえる」と、白あんのみの「銀のざびえる」の2種類からなり、お土産として好評です。
また、安心院(あじむ)で収穫されたシャルドネ100%を使用した「安心院スパークリングワイン」はクリーミーな泡立ちで人気です。安心院葡萄酒工房では見学も可能。ワイン好きな方はぜひ大分へお越しください。