トピック
最新鋭ブリッジと艦載潜水艇。「ゲンティン ドリーム」でレアイベントを堪能する(その3)
“船好き”のためのシンガポールビュースポットガイド
- 提供:
- ゲンティンクルーズライン
2018年4月9日 00:00
東南アジアを中心にクルーズ航路を運航しているゲンティンクルーズラインのドリームクルーズに所属する総トン数15万695トン、全長335mの大型客船「ゲンティン ドリーム」は、2017年11月から開設したシンガポール発着クルーズに就航している。そのコースには、週末2泊3日の無寄港航海から、マレー半島西岸、または、ジャワ海を渡ってインドネシア諸島を巡る5泊6日航海などを用意している。
インドネシア諸島を巡る航海では、スラバヤにバリ島北部地域と、飛行機と陸路の組み合わせではアクセスが難しく、これまで日本から観光で訪れる人が少なかった「レア」スポットを訪れる。航海日程は、日曜日の18時にシンガポールのマリーナベイクルーズセンターを出港し、2日目は終日航海して赤道を越えてジャワ海を南東に進み、3日目にスラバヤの客船ターミナルがあるタンジュンペラ港に寄港、4日目はバリ島北部にある小さな港、Pantai Celukan Bawangに寄港、そして、5日目は終日航海してジャワ海を一路シンガポールに向かって航行し、6日目の金曜日午後、マリーナベイクルーズセンターに帰港する。
大型客船「ゲンティン ドリーム」でスラバヤとチェルカンバワンを巡る 記事一覧
5泊6日でも遊びきれない盛りだくさんのアクティビティ
このように、2日目と5日目は終日航海日となる。また、帰港する6日目も午前中いっぱいは航海が続いている。もちろん、すべての航程で夜は船で過ごす。船旅を経験していないと、この2日間+半日+夜の時間という結構な時間を「目的地に着くまでの待ち時間」と思うかもしれない。しかし、船旅は移動の時間も「楽しい旅の時間」にしてしまう。そして、ゲンティン ドリームはすべての時間を費やしてもなお遊びきれないほどに多彩な楽しみを用意している。
「船旅の楽しみといったら食べること」とは昔々からある言葉だ。ゲンティン ドリームの「食べる楽しみ」については別記事でお伝えしたとおりだが、飲食に関連する施設を35カ所も揃えている。
それだけで全航程かけても回りきれないというのに、ゲンティン ドリームでは船内劇場「ZODIAC THEATER」でのショーにトレーニングジム、エステティック、スパ、アスレチックにプール、ウォータースライダーといった施設に加えて、各種イベントを毎日毎晩開催する。まさに「退屈している暇がない」という「本当の意味での贅沢」な旅の時間が続くことになる。
今回は、ゲンティン ドリームの終日航海日で体験したアビリティやイベントのなかから、新しく始まったメニューや新設した施設、これまでの記事で言及できなかった「レア」イベントを、誌上で体験してみよう。また、この航海で同乗したゲンティンクルーズラインの幹部に聞いた日本のクルーズ市場に向けた事業展開や、下船してから飛行機の乗り継ぎ時間で行ける「船好きのためのシンガポール観光ガイド」もあわせて紹介しよう。
やるとハイテンション間違いなしの洋上浮遊「ジップライン」体験
ゲンティン ドリームでは、体を使うアクティビティイベントを数多く用意している。最近の大型客船で定番のプールからウォータースライダーをはじめとして、ロープで作ったアスレチックコースに挑戦する「ロープコース」や、甲板に設けた「ロッククライミング」、そして、最上甲板に設けたフィールドに特設した「バブルフットボール」や「セーフアーチェリー」も日によっては体験できる。その日に実施するアクティビティは船室に配布される船内新聞「DREAM DAILY」に掲載している。
ロープコース
ロープコースは、ゲンティン ドリームのアウトドアアクティブティで、ロッククライミングと並んで人気が高い。時間によっては待ち行列もできるほどだ。朝の早い時間、もしくは、レストランのランチタイムが始まる時間は比較的空いているので、そこを狙ってトライするとよい。ロープコースに挑むときはシューズに注意しておきたい。ここでは必ず「かかとと足の甲を覆って、できればひもで結べるシューズ」が必要になる(船の上ではそういう靴を履いていることが意外と少ない)。
順番が来たらダブルハーネスとヘルメットを装着し、スタッフからダブルハーネスの使い方(一方のハーネスをロックするともう片方のロックが解除する。この繰り返しで必ずどちらかのハーネスがロックしているようにして落下事故を防ぐ)を教えてもらい、コースに上がる階段で練習をして慣れてからロープコースに挑む。このコース、結構高い。甲板一層分はゆうにある。しかし、その見晴らしはすこぶるよろしい。コースの最後には、舷外にせり出したロープにぶら下がって海の上を滑り降りていく「ジッブライン」が待っている。滑り始めるとき、立っていたステップから一旦ストンッと落下するがこれがなかなか恐い。しかし、そのあとは浮遊感と爽快感と興奮で、「WOOOOOOOooooooW!!」と叫んでいる人がほとんどだ。
ロッククライミング
ゲンティン ドリームの正式名称は「ロッククライミング」だが、転落防止と頂上から自由落下するために使うブレーキ滑車付きのトップロープを備えていることと、高さ約7mもあることから実質的には「トップロープクライミング」に相当する。こちらも待ち行列ができる人気のあるアクティビティだ。壁に埋め込んだホールドの色がルートごとに赤、青、緑、黄色に塗られているが、これは、難易度を示している。一番難しいのは赤で、一番易しいのが黄色。スタッフは、女性に黄色を勧めて男性には容赦なく青や赤を勧めてくる。ルートクライミングにトライするときにも注意がある。こちら、シューズは船で用意している指定のシューズを使用するが、「靴下」を履いていることが必須になる(船の上では靴下をはかないで歩き回っている人が意外と多い)。
最新鋭だけど高価! な「統合操舵システム」を間近で見る
昔々(といっても今から20~30年前ほど)、操舵室の内部を案内してもらえる「ブリッジ(=操舵室)ツアー」は、航海中のアクティビティとして定番のプログラムだった。しかし、最近ではテロリスト対策など、安全上に理由でブリッジツアーを行なう客船はほとんどなくなったと聞く。ゲンティン ドリームでは、ブリッジツアーの代わりに、操舵室に隣接する部屋を「Bridge Viewing Room」として船客に開放し、分厚いガラス窓越しに操舵室を見学できる。中央やや右舷よりから操舵室の中央にあるメインコンソールを後ろから眺められるので、これはこれで興味深いが、やはり、操舵室に入って計器類を間近で見てみたいとも思う。
ゲンティン ドリームでは、定期的ではないもののブリッジツアーを実施することがある。ブリッジツアーを実施する場合、参加者募集の告知が船内新聞に掲載される。この募集告知では募集期間と申し込みカウンター(多くの場合、第6デッキにある船内イベントやレストランの予約申し込みカウンター「BOX Office」)だけが明らかになる。後日、実施日時が確認できたら、指定された場所(多くの場合は、第15デッキにあるCrystal Life Cuisine)に集合時間までに赴き、そこで、見学者リストに署名したうえで、ようやく操舵室に入室できる。
操舵室は第15デッキの最前部にあり、左右の幅は船の全幅とほぼ同じ40mにも達する。ブリッジツアーで最初に説明を受けるのが、船のモニターエリアだ。操舵室の左舷後方にあって、ここはBridge Viewing Roomから見ることができない。たくさんの液晶ディスプレイを配置したこのエリアは、船全体の状況監視と、火災や浸水など問題が発生したときの応急(ダメージコントロール)指揮所として機能する。
続いて見学できるのは、操舵室の中枢部になる中央のメインコンソールエリアだ。船の操舵室というと、中央に大きな舵輪と羅針儀があってそれを立って操る舵手と、その前に立って双眼鏡を持った航海長、もしくは、当直士官、そして、彼らのあとに控えるように立って船全体を指揮する船長、という光景をイメージするかもしれない。
しかし、ゲンティン ドリームの操舵室は、そのような“クラシック”な姿とはまったく異なる「Integrated Bridge System」(IBS:統合操舵室システム)を導入した最新式のレイアウトを採用している。そこには、大きな舵輪はなく、全員が「座って」操船できるシートとコンソールを備え、コンソールには電子海図やレーダー、AIS(自動船舶識別装置)など、航海に必要な情報を表示する多目的ディスプレイや操船指示を入力するトラックボールにキーボード、そして、スラスターを操作するジョイスティックなどを組み込んでいる。その姿は、航空機などのコクピットのさらに先を行く「SF映画で観た宇宙船の管制室」に近い。
このようなIBSの導入には多大なコストがかかるため、現時点において採用しているのはハイエンドな大型客船に限られる。そういう意味で、最新の操船システムを間近でつぶさに知ることができるゲンティン ドリームのブリッジツアーは、非常に得難い機会といえるだろう。
その能力は“潜水ドローン”
ゲンティン ドリームには潜水艇を搭載していて、寄港先で海底クルーズを楽しむことができる。ゲンティン ドリームが搭載している潜水艇は、オランダにあるU-boat Worx製の「C-Explorer 5」だ。船客4人に艇長1人の5人乗りで最大潜水深度は200メートル、最大船速3ノットで航行時間は最大で16時間、8時間の潜航が可能だ(緊急時の生命維持は96時間可能)。全長は5.1mで幅が2.99m、自重は7.345トンになる。
潜水艇の船室は半球状で、前部に船客用のシートが2×2のレイアウトで並ぶ(操船する艇長用シートはその後ろ)。前面から天面、両舷側は一面のガラス張りなので視界はすこぶる良好だ。
潜水艇はゲームパッドのようなコントローラで操船し、船体に搭載した6基のスラスター(垂直推進用2基と水平推進用4基)と深度を調整するタンクを制御する。この制御にU-boat Worxが開発した自動操船支援システムを導入したことで、深度や針路が自動制御で維持できる操船性能を実現している(その意味で、サブマリンドローンと呼んでもよいだろう)。自律潜航能力はU-boat Worxが「艇長の監督の下で船客がコントローラを使って潜水艇を自由かつ安全に操船できる」とアピールするほどだ。また、本船からのリモート操船が可能であるだけでなく、最大深度を超えて潜水をしようとする、もしくは、一定時間に操作をしないと強制的に浮上、または、本船に帰投させるなど、安全設備も最新の技術を採用している。
潜水艇を出艇させる場合には、天候の影響以外にも寄港地の港湾当局から許可をもらうための交渉調整が必要なため、いまのところ利用できる機会は限られるが、ドリームクルーズではこれからも潜水艇アクティビティは実施していくと説明している。
最終日の夜は洋上花火で盛り上がる
航海中、数多くのイベントを開催しているが、そのなかでも最も盛り上がるのが帰港前日夜の「Dream Theme Night Party:Colour My World」だ。第16デッキのメインプールにあるステージにバンドとダンスインストラクターが陣取り、ステージ前の広場だけでなく、その周囲にあるリクライニングスペースや、メインプールを取り囲むように設けてある上層の17デッキ「SUN DECK」に集まった大勢の船客とともにアップテンポな音楽とダンスフィットネスで盛り上がったところでカウントダウンが始まり、「ゼロ!」の掛け声とともに、右舷上空に向かって花火がおよそ10分間にわたって華やかに打ちあがった。ちなみにこの花火、2泊3日のクルーズでは実施していない。
世界のブームにいち早く対応。新設ボードゲームルーム
ゲンティン ドリームは2016年11月の就役からまだ2年と少ししか経っていない。新造船と言ってよいだろう。しかし、その短い期間でも世の中のブースをいち早く取り入れるべく内装のマイナーバージョンアップを施している。その1つが、いま世界中でブームになりつつある「ボードゲーム」への対応だ。これまで、ゲンティン ドリームにはアジア航路に就役する客船らしく「麻雀ルーム」を設けていたが、2018年1月からは「麻雀、カード&ボードゲームルーム」と改称して、欧米を中心に最近日本でも全国的に増えてきているボードゲームカフェの要素を取り入れている。
ここに設置してある麻雀卓は、表面裏面を使い分けることできる構造になっていて、表面は麻雀で一般的な緑色のフェルトマットだが、裏面はチェスやバックギャモンの盤面を描いた滑りのよい板面になっている。カップや菓子皿を置けるサイドテーブルもあるなど、テーブルゲームを快適にプレイするのに必要な仕掛けを用意しているのは、さすが麻雀で培ったノウハウということだろうか。
麻雀、カード&ボードゲームルームは2時間制で利用料金は18シンガポールドル(約1440円、1シンガポールドル=約80円換算)だ。2時間の間、ホットティーが飲み放題になる。営業時間は24時間。なお、船では貸し出し用の麻雀牌は用意しているが、ボードゲームカフェのように貸し出し用のカードゲームやボードゲームは用意していないので、自分で用意する必要がある。
下船シーケンス
こうして、日曜の夕方にシンガポールを出港して、ジャワ海を南東に進んでスラバヤとバリ島北部に立ち寄り、再びジャワ島を北西に戻ってくる5泊6日の航海を過ごしたのち、ゲンティン ドリームは金曜日の午後イチ(通常は13時)にマリーナベイクルーズセンターに帰港する。
帰港日も午前中いっぱいまでアクティビティを用意しているので、最後の最後まで船を楽しむことができる。ただ、さすがに6日も過ごした船から降りるための準備は前もって取り掛かっておきたい。かつ、早めに準備をしておくとなにかといいこともある。
まず、乗船のときと同じように、スーツケースなど“重い”荷物は船のスタッフに預けて船から降ろしてもらうのがよい。下船のとき、船客は指定された集合場所で待機したあと、徒歩で下船ブリッジを下ることになる。下船ブリッジ自体はスロープなので問題ないが、船内の移動でエレベータが使えなくなることが場合によってはあるため、スーツケースは預けるのが望ましい。
スーツケースを預けるには船からバゲージタグを事前に受け取って船室番号と氏名を記入し、預けるスーツケースに巻き付けて自分の船室の前に指定された時間までに出しておく必要がある。このバゲージタグは、帰港前日、預けたパスポートを返却してもらうときに一緒に配られる。パスポートを返却してもらえる場所と時間は利用していた船室のあるデッキごとに指定されるので、帰港前日に配布される指示書をよく確認しておこう。この指示書では預ける手荷物を出しておく期限やチェックアウト期限、翌日下船するための待機場所とそこへの集合時間、そして実際に下船できる見込みの時間も記載している。
船内で利用した有料サービスや有料メニューの支払いは、チェックアウト期限前に第6デッキにあるレセプションカウンターですませておく必要がある。こちらも、チェックアウト期限近くなると待ち行列ができてしまうから、朝のうちにすませておきたい。
なお、船室にあるテレビのメニューで「Cruise Info>Today's Timetable」を選ぶとセルフチェックアウト用のQRコードが表示される。このQRコードから「Quick Pay-Self Checkout」Webサービスにアクセスできる。そこから自分でクレジットカードを登録すればチェックアウト手続きと支払いが船室にいながら可能になる。
また、ドリームクルーズのスマートフォン/タブレット向けアプリを使えば、簡単に「Quick Pay」に進むことができるほか、洋上にいるほかの乗客とチャットできたり(日本語可)、船内新聞や各施設の情報を閲覧できたりする。レストランやショーの予約も可能だ。
船好きに勧めたい、ちょっと変わったシンガポール観光スポット
下船時刻が来たら、指定の集合場所から下船ゲートでクルーズカードの記録を抹消して下船する。このあとは、飛行機の乗り継ぎ時間まで自由だ。帰国する飛行機を深夜便にした場合、結構な時間をシンガポール観光に使うことができる。もし、船好きならば、押さえておきたいスポットが2つある。
1つは、有名なリバークルーズだ。シンガポール河を巡航するリバーボードでマリーナベイ・サンズから、マーライオンパーク、クラークキー、フラントンホテルといったシンガポールの名だたる名所をぐるりと巡る。リバーボートに乗り降りできるチケット売り場は8カ所あって、どこからでも乗ることができるが降りられるのは乗った場所に限られる。1周回るのに約40分かかる。料金は定額で25シンガポールドル(約2000円)だ。9時から運航を開始して最終乗船は22時30分。10~20分間隔で運航している。なお、19時30分と21時にはクラークキーから「レーザーショークルーズ」が出港する。こちらは、マリーナベイ・サンズで毎晩行なっているレーザーショーを河から見物できるナイトクルーズで、料金は38シンガポールドル(約3040円)だがシンガポールスリング、またはジュースが1杯付いてくる。
もう1つは、セントーサ島にあるマーライオン像だ。評判が分かれるマーライオンだが、セントーサ島にあるこちらは、頭部が展望台になっている。ここからシンガポール港の沖止めになっている本船が一望できる。また、セントーサ島とシンガポール本島を結ぶロープウェイ(正式にはシンガポール・ケーブルカー)を利用すると、世界でも有数の規模を誇るコンテナターミナルのPASIR PANJANG、BRANI、KEPPEL、TANJONG PAGARを一度に眺めることもできる。セントーサ島への移動は、3.5シンガポールドル(約280円)で利用できるセントーサ・エクスプレスが一般的だが、シンガポール・ケーブルカーは料金が往復で33シンガポールドル(約2640円)と高いながらも(ただし、Voyagin公式サイトから20シンガポールドルで購入できる方法もある)、港湾都市シンガポールを体感できる貴重なビュースポットといえるだろう。
FacebookとInstagram
クルーズに限らず、旅が終わったらその余韻も楽しみたい。イマドキならSNS、特にInstagramに写真をアップすることで、友人とも楽しみを分かちあえる。そして、ハッシュタグで「#クルーズ」「#クルージング」「#Cruise」「#Cruising」を付けることで、同じ船旅を楽しみたい人とつながることができる。さらに、「#ドリームクルーズ」「#ゲンティンドリーム」「#ワールドドリーム」「#dreamcruises」「#gentingdream」「#worlddream」を付けると、ゲンティン ドリームとワールド ドリームで船旅をした人とも出会えることになる。運がよければ同じ航海をともにした人たちと知り合えるかもしれない。ドリームクルーズも、公式のInstagramアカウント(@dreamcruiseline_jp)で船上のイベントやアクティビティを紹介している。
なお、ドリームクルーズではFacebookアカウント「Dream Cruises Japan」(@DreamCruisesJapan)を用意して、ゲンティン ドリームやワールド ドリームに関する情報を日本語で発信している。Facebookアカウントをフォローすることで、有名講師による特別プログラムや有名企業とのコラボレーション企画、特別割引キャンペーンなど、これから予定しているイベントや最新情報をチェックできるようになる。
日本寄港クルーズの計画は?
このように、ゲンティン ドリームを運航しているドリームワールドでは、イベント航海を積極的に企画している。ゲンティン ドリームでは2018年も毎月イベント航海を予定しているが、そのなかの1つ、9月に予定している「CosFest at Sea」は日本の若い世代も参加したい企画だろう。これは、ゲンティン ドリームの船内を航海中に丸ごとコスプレイベント会場してしまうイベントだ。ゲンティンクルーズラインは、クルーズ市場における日本の影響力を高く評価している。これは、第三者機関の調査結果でも顕著で、クルーズの寄港先として日本の港が最も多いことや、クルーズ旅行者の絶対数が中国に次いで多く、この先の成長率もシンガポールや台湾と並んで高いことなどが、日本のクルーズ市場に期待する根拠として挙げられている。
ゲンティンクルーズラインでは、2018年のクルーズシーズンにおいて、スタークルーズ所属客船が、大阪や神戸、別府、福岡、佐世保、油津、鹿児島、長崎、那覇、宮古島、石垣島、与那国島に寄港する複数のクルーズプランを計画中であるほか、ドリームクルーズでも香港発着のワールド ドリームが那覇、宮古島、石垣島に寄港するプランを計画中だ。
なお、現在同社では4月末までの予約限定で、ゲンティン ドリームの4月~6月出航のクルーズを2名1室で予約すると、1名分が無料になる「BUY1, GET1 FREEキャンペーン」を実施している。詳細はWebサイトを確認していただきたい。また、4月出航のバルコニーキャビンを申し込むと、船内の飲食などに利用できるオンボードクレジットを1泊あたり20シンガポールドル(約1600円)分プレゼントするキャンペーンも行なっている。
ゲンティンクルーズライン
TEL: 03-6403-5188
Webサイト: http://www.dreamcruises.jp/