ワーケーション必携アイテム
オンもオフも快適にする2Wayメガネ「HUAWEI Eyewear」
2022年12月9日 12:18
働きながら休暇を満喫する過ごし方「ワーケーション」(Work+Vacation)が注目されているが、楽しげなイメージだけが先行し、実際にやってみると、全く仕事が捗らず、結果的に休暇にあてる時間が無くなってしまうなんていうことも。ワーケーションこそ、必要なアイテムを揃え、時間を無駄にしない工夫が必要だ。
本コーナーでは、ワーケーションを効率的に進めるうえで役に立つアイテムをご紹介していきたい。
初回のアイテムとして取り上げるのは、「HUAWEI Eyewear」というメガネフレームだ。テンプル(つる)の部分にスピーカーを搭載しており、パソコンやスマートフォンとBluetoothでワイヤレス接続し、ハンズフリーでオンライン会議や音声通話が行なえる。
非常にユニークなのは、耳をふさがないオープンイヤー型でありながらも、逆音波で音漏れを防ぐ機能が搭載されているところ。自分には相手の声がしっかりと聞こえても、周囲には聞こえない。もちろん、一般的なイヤホン同様に、最大音量で音楽を再生すれば、多少シャカシャカした音がすぐ横にいる人には聞こえてしまうが、内容までは分からない。
そして、メガネチェーンのOWNDAYSとコラボした「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」(3万2780円)では、マグネットで脱着し、サングラスとしても利用できるようにする「SNAP LENS」(1650円)がオプションとして用意されており、オン(仕事)とオフ(休暇)を素早く切り替えることが可能だ。
ちなみに、OWNDAYSのSNAP LENSは偏光機能が強力で、眩しさが抑えられる反面、PCやスマホの画面はほとんど見えなくなる。首を少し傾けると見えるようになったりもするが、オン・オフのスイッチだとポジティブに捉えることにしよう。
使っていると少々不満に思うところもある。例えば、カタログスペック上でも6時間のオーディオ再生が可能とされている通り、ガッツリとオンライン会議や音声通話を行なうと、電池残量低下のアラートが出てくることになる。
また、充電するには専用の2股ケーブルが必要となるため、旅行の際にはこれを持ち運ぶ必要がある。これは実際に何度か経験したことだが、夏場に使用していると、熱のせいか、汗のせいか分からないが、気がつくとフリーズしていることがあった。本体にはボタンが付いておらず、単体では再起動も行なえず、充電ケーブルを装着することで無事に再起動させられたが、この点は今後の改良に期待したい。
とはいえ、普段からメガネをかけている筆者のような人間にとっては、特別に重たいわけでもなく、スマートウォッチなど、他のウェアラブルデバイスよりも遥かに自然に使えるので、一度その良さを体験してしまうと、抜け出せなくなってしまうほど快適だ。
トレッキングやサイクリング、釣り、各種ウインタースポーツなどの場面においても、周囲の音を感じながら、周りに音を漏らさずにお気に入りの音楽を聴けるというのは、これまでにないような自然との一体感がある。ワーケーションのオンでもオフでも活用できるスグレモノと言えるだろう。