地元誌編集長の「ハワイ現地発」
【ハワイ現地発】個性あふれるグルメタウン「カイムキ」。マラサダ、サンドイッチ、寿司も! ここだけの味を楽しもう
2026年4月20日 12:00
ハワイのなかでも地元愛にあふれた街として知られる「カイムキ」。ワイキキからクルマで約15分とアクセスもよく、街の中心には大きな駐車場もあるためレンタカーでも訪れやすい。ローカルの空気が色濃く残るこのエリアはチェーン店よりも個人店が多く、ハワイならではの個性が詰まったグルメを楽しめる。今回は、マラサダから寿司まで、カイムキで味わいたいお勧めグルメを紹介しよう。
スプラウト・サンドイッチ・ショップ
2014年のオープン以来、こぢんまりした店ながら今も行列が絶えないサンドイッチ店で「アメリカで一番!」との声もある。魅力はそのシンプルさ。地元で収穫されたシャキシャキのレタスやクローバースプラウト、トマトなど新鮮な野菜に、自家製のピクルスオニオンを合わせ、軽くトーストしたパンで挟む。基本はそれだけだが、純粋に美味しくて何度でも通いたくなる。
今回は、ローストターキーとベーコンの「The DUKE」(15ドル)、自家製ツナサラダの「The BIG KAHTUNA」(16.50ドル)をオーダー。手作りマヨネーズの風味も絶妙。ハワイらしくフレンドリーな雰囲気の店で作られるボリュームたっぷりのサンドイッチには、ハワイの恵みがぎゅっと詰まっている。
パイプライン・ベイクショップ&クリーマリー
スプラウト・サンドイッチ・ショップでオーダーすると、大抵「10分くらい待ってね」と言われる。その待ち時間に、歩いて3分ほどのワイアラエ・アベニューへマラサダを買いに行こう。注文後に揚げるマラサダ(1つ2.45ドル)はふんわり軽く油っぽさがない。75歳になる友人は「2個はいける」といつも言う。
揚げたてを頬張るのが一番だが、時間が経っても砂糖が油と混ざってジト~ッとすることがなく、いつまでもサラッとしているので持ち帰りもOK。
まぐろ屋
日系人の住民が多いカイムキには日本食の店も点在する。店の扉を開け、大将・五郎さんの「いらっしゃい!」という笑顔に迎えられると、ほっと安心できる街の寿司店がここ。1988年、まだハワイに日本の寿司店が多くなかった時代に移住し、寿司店や日本料理店で経験を積んだあと、27年前にカイムキに暖簾を掲げた。現在も毎朝、自ら市場に足を運んでその日の一番を仕入れている。
マグロ好きなら、ハワイのマグロを心ゆくまで味わえる「マグロいろいろ」(35ドル)を。中トロ、大トロ、カマの炙り、カマトロしゃぶしゃぶ、赤身の漬け、中落ちの軍艦巻きなど、多彩な部位を一度に食べ比べできるマグロ尽くし。厚みのあるネタとシャリのバランスも五郎さんの握りの特徴だ。
温かい人柄と良心的な価格に惹かれ、日系人をはじめとするローカルに長く愛されている一軒。料理だけでなく、その雰囲気も含めて楽しみたい。
寿司晶 -AKI-
「ちょっと奮発しておまかせコースを」。そんなときに訪れたい2023年にオープンした寿司店。日本人やローカルが集う「ジャパニーズレストラン彩季」の姉妹店で、厨房がつながっていることを活用し、日本から週に2回届く魚介の刺身や寿司、天ぷら、揚げ浸し、スープや小丼まで、19~21品の充実したおまかせコースが提供される(19品135ドル、21品200ドル:2025年時点)。
20年以上の経験を持つ職人によるコースは、ハワイの食材も取り入れた懐石料理のような構成。内容は季節によって変わるが、例えばハワイ島コナのアワビを生クリーム入り肝ソースでリゾットに仕上げるなど、創作性のある一皿から王道の握りまでバラエティ豊か。多くの店では、おまかせコースの予約時間は限られているが、ここは希望の時間で予約が取れるのでプランも立てやすい。
ワイキキやアラモアナとはひと味違うローカル色豊かな街・カイムキ。滞在中に一度は足を運んでここだけの味と空気を体験してみてはいかがだろうか。







































