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JR東海、ドクターイエローの役割を継ぐ検測機能搭載N700Sの名称を「ドクターS」に決定

2026年10月 走行予定
JR東海はドクターイエローの後継車両、N700Sの名称およびロゴマークを発表

 JR東海は、営業車検測装置を搭載したN700S車両の名称およびロゴマークを発表した。

 名称は「ドクターS(ドクターエス)」。「N700S」や「S Work車両」など、東海道新幹線のブランドイメージとして定着している「S」を使用している。あわせて「ドクター」の名を冠し、ドクターイエローの役割を受け継ぐ車両であることを表現した。また、ロゴの「S」を黄色くすることで役割の継承を視覚的に示している。このロゴマークは両先頭車両および奇数号車に配置し、1編成あたり計20か所に掲出予定。

 JR東海は営業車で検測を行なう技術開発を進めており、2025年10月に発表したとおり、ドクターイエローのすべての検測機能および、社員が現地で行なっている検査業務の一部の代替が可能になっている。地上設備の高頻度な状態監視によってトラブルを未然に防止し、輸送の安全性が向上するとともに、係員による設備検査の労力軽減につながるとしている。

 ドクターSは計4編成(各16両)を投入。10月に営業車両としての走行を開始し、各種試験を終えたのち、2027年1月に検測機器の運用を開始する予定。

 さらに、引退したドクターイエロー(T4編成)の車体に使用されていたアルミ部材を水平リサイクルし、ドクターSの車体の一部(屋根部や側面部)に使用する取り組みも行なう。

先頭車車両のドア横に配置
N700Sのシンボルマークに「Dr.S」を付与
ドクターS新車両