週末駅弁
東京駅「品川貝づくし」
2026年5月1日 12:00
東京駅は日本全国の名だたる駅弁が一堂に揃う駅弁天国ですが、今回紹介する「品川貝づくし」はその名のとおり昔から海との関係が深い品川という土地にちなんだ、貝をメインとした駅弁です。
主役の貝は、あさり、いたや貝、あさり、しじみ、帆立の5種。牡蠣や帆立をメインとした駅弁はありますが、これだけさまざまな貝を一度に楽しめる駅弁はほかにはなかなか見当たりません。
まずは一番粒の大きな帆立の照り焼き。ご飯の進む醤油味の帆立は、やわらかいのにしっかりとした歯応えがあります。ちなみにご飯は茶飯。錦糸玉子とあおさが乗った風味のよいもので、帆立に限らずほかのすべての貝と相性のよさを感じます。また、青大豆煮がアクセントとなっているのもポイントです。
帆立のミニチュアのような二枚貝のいたや貝はあっさりとした味付けで小柱そのもの風味を存分に楽しめます。あさりは生姜、はまぐりは醤油で煮ているようですが、味の傾向がちょっぴり似ていて、はまぐりの方が若干濃いめの味付けとなっています。
一方しじみは山椒で煮てあり、こちらはガツンと山椒味。個性的かつ実に美味しい。副菜は甘さを抑え椎茸らしさが活きた椎茸煮、甘くてちょっと伊達巻風の食感がめずらしい玉子焼き、歯応えのしっかりしたふきの煮物などなど。甘めのダシをたっぷりと吸ったがんもどきと、さっぱりした青菜漬けもついています。紅生姜が添付されていますので、こちらはお好みで。
ちなみにこの駅弁、JR東海リテイリング・プラスが展開する「車窓食堂」という“東海道の食文化を楽しむ”をコンセプトに掲げたシリーズの一品です。「品川貝づくし」は街道の起点となる東京の海に面したかつての宿場町「品川」の名にふさわしい駅弁でした。
「品川貝づくし」
価格: 1350円
販売駅: JR東京駅
購入場所: JR東京駅構内 新幹線南乗り換口 駅弁屋 祭セレクト
購入日: 2026年4月23日




























