旅レポ

スターフライヤーの遊覧フライト「旅立ちの日 Flight 2018」に乗ってみた!

“輝く未来”を行き先に約120名を無料招待! 前夜祭ではライブやクイズ大会も

雲の切れ間から日の出も鑑賞できた特別フライト

 一粒の籾(もみ)がのちに万倍にもなる稲穂のように、何か商売を始めたりお金を出したりすることが吉とされる「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」。2018年3月23日はその一粒万倍日に当たる日でした。さらに、お金を呼び寄せたり旅行に出ると安全に戻ってこられると言われる「虎の日」と重なり、ダブルで縁起のよい日だったというのをご存じでしょうか?

 そんな吉日を選んでスターフライヤーが開催したのが「旅立ちの日 Flight 2018」というスペシャル無料フライト。この春から夢に向かって走り出したい人、新しいことにチャレンジする人など“新年度から輝きたい人”を対象にした招待フライトに、私ゆきぴゅーも搭乗することができたのでレポートしたいと思います!

前夜祭からスタート! 朝まで眠れない、眠っちゃいけないスペシャルな旅立ちの日

天然温泉平和島は羽田空港へクルマで約15分という好立地。少し早めに来て温泉につかっていた方も大勢いたようです

「旅立ちの日 Flight 2018」は、22日の前夜祭からスタート。集合場所となったのは東京都大田区にある『天然温泉平和島』です。温泉につかってまずは心身ともに癒されてほしいということで、こちらの温泉施設を選んだとのこと。

 この日はオリジナルの記念フレームなども用意されていて、受付の際にはインスタントカメラでの記念撮影サービスがありました(この写真はのちに機内で受け取ることに)。

用意されていた記念フレームや何種類かのボード
日付が変わるころ、すぐお隣にある平和島劇場へ移動して前夜祭がスタート

 前夜祭は、隣接する平和島劇場に場所を移して開催されました。23日へと日付が変わるころ、約1000通の応募のなかから見事抽選で選ばれた17歳~69歳まで約120名が集結。北は北海道から南は大分まで全国各地から集まったラッキーな皆さんです。まずはスターフライヤー 代表取締役 社長執行役員の松石禎己氏がマイクをとって次のようにあいさつしました。

「皆さま、本日のご当選おめでとうございます! 実は今回のイベントは、元旦の初日の出フライトの羽田発着便が開催されなかったことから話が持ち上がったものです。

 北九州は実施できたんですが、羽田は離陸(の枠)は取れたのですが着陸が取れなかった。飛んだはいいけれど上がりっぱなしじゃまずいよねというわけで(笑)2018年の初日の出フライトは残念だけれどあきらめようということになったんです。しかし羽田チームから“何かもの足りない! 何かしたい!”という声があがって本日の旅立ちの日フライトの実施となりました。

 応募ハガキに皆さんが書いてくださった“どんな輝く人になりたいか?”の想いはすべて読ませていただきました。今でも思い出すとじ~んと胸が熱くなる話もあります。そんな皆さま方のたくさんの想いを集めた今日のフライトということになります。ぜひ楽しんでいってください」と松石氏。

 この前夜祭には「イーシス」、そして「DrunK!」という福岡県出身のアーティスト2組のトーク&ライブもあって、それぞれ2曲ずつを披露。競艇関連施設のなかでの真夜中のライブということで、アーティスト側も観客側もなかなか貴重な体験になったようでした。どうしても写真を撮ると入ってしまう“南投票所”の文字もいい思い出になることでしょう。

松石社長のあいさつ。大人気の社長あいさつはあちこちで笑いが巻き起こった
“旅立ちの日”カウントダウンで盛り上がる。実は0時を10分ほど過ぎていたのはご愛敬
福岡県出身「イーシス」と「DrunK!」の2組のアーティストの皆さん
参加者代表で夢を語ってくれた相馬南海さんは、この春から1年間語学留学に行くとのこと
前夜祭会場のお隣にはドリンクコーナーも用意。こちらは機内販売で購入できる「neo プレミアムカクテル」というノンアルコールドリンク(※機内ではドリンク3本にトートバッグと栓抜きがセットで1500円)。眠気覚まし? にチョコレートもありがたかった
「イーシス」のお2人。2011年11月に上京して現在は東京と福岡を行き来しながら活動するユニット
「DrunK!」のお2人は北九州の高校の先輩後輩で当時同じバンドで活動していたのだそう

 終盤はクイズ大会で盛り上がりました。スターフライヤーのいろいろな部署の社員さんが考えたという3択問題に、スマートフォン禁止令が出された参加者の皆さん。かなりマニアックな出題もあって首をひねる場面もありました。全問正解したグループ全員には平和島温泉の利用チケットをプレゼント。さらに最後の最後は松石社長vs. 参加者全員のじゃんけん大会が行なわれ、見事勝者になった東京都在住の“ヒコーキ大好き!”という女性にはペア航空券が贈られました。その後、午前2時過ぎに前夜祭が終了。バスで羽田空港へ移動となりました。

クイズは7問ほど出題。この問題の正解は1の気象レーダー。2でなくてよかった
グループ別に回答、集計された
正解は1の10機とのこと
最後は松石社長とじゃんけん大会

おもてなしがいっぱい詰まったチャーターフライトに大盛り上がり

 普段は入ることができない時間の羽田空港にバスで降り立った参加者の皆さん。なかなか見ることができない、ガランと静まり返っている空港内を盛んにカメラに収めていました。そして搭乗券を受け取ったスターフライヤーカウンターでは、これから搭乗するSFJ555(ゴーゴーゴー)便の行先に“輝く未来”という文字が表示されると、誰もが眠気が吹っ飛んだような笑顔に! もちろん搭乗券の行き先にも“輝く未来”と書かれていました。

特別イベント感がある演出のスターフライヤーカウンター
手作り感あふれる演出にほっこり。参加者の皆さんも大勢写真を撮っていました
フライトインフォメーションボードの一番上に今回の特別フライトの表示が!
なんと輝かしい行き先ですの~!
使用した機材は2016年12月導入の「登録記号:JA24MC」
この表示も記念撮影する人多し

 今回ゆきぴゅーは、九州から来たという素敵な姉妹にお話を聞くことができました。スターフライヤーは就職活動の際に何回か乗ったことがあるとのことでしたが「今回当たるとは思ってもいなかったのでとってもうれしかったです! 次は初日の出フライトにも乗ってみたい」と話していました。今日(23日)はちょっとだけ東京観光して帰ります、とのことでした。

ゆきぴゅーも記念にニッコリ
1番搭乗口では機長さん(向かって一番右)がこの日のクルー全員を楽しく紹介しました
食事と升などが入った手提げ袋をいただいていよいよ搭乗です

 いよいよ黒と白を基調としたカッコいい飛行機に搭乗すると、シートには一人一人に記念の搭乗証明書が置かれていました。裏面には受付のときにインスタントカメラで撮ってもらった自分の写真も。搭乗証明書を手にした後ろの席の女性客は「すご~い! 凝ってる~!」と感激した様子でした。「私は2018年度、以下のことを宣言します!」の欄はぜひ機内で書いてくださいとのことでペンも添えられていましたよ。

 早朝4時49分に羽田空港を離陸したSFJ555便。西の空の色がオレンジ色のグラデーションに染まり始めているのが見えました。日の出の時間は5時27分ごろ。この日は眼下に厚い雲が広がっていたこともあって、それほど強烈な朝日ではありませんでしたが、地上では間違いなく見られなかったはずの日の出を機内から拝むことができて得した気分になれちゃいました。

私は2018年度、何を宣言しようかなぁ~
離陸前、プロジェクトメンバーの方々からのこんなうれしいメッセージボードも
だんだん西の空が明るくなってきました
CA(客室乗務員)さん5名の「新年度への目標」発表会! 「腹筋を割ること」「腹筋を割るパート2」「東京マラソンを走る(そのために腹筋を割る)」「断捨離する」「バリスタの資格を取る」などさまざまな宣言が
まもなく日の出。雲の一部が割れるように見えて、なかから太陽の光が!
旅立ちの日の、日の出の瞬間です

 さて、今回のフライトではさまざまなおもてなしが用意されていました。まずは飲み物。通常スターフライヤーの機内ではアルコールは提供されませんが、今回は旅立ちの日スペシャルドリンクとして「白銀閣(はくぎんかく)」という京都・銀閣寺御用達の純米吟醸酒が振る舞われました。焼き印の入った特製の枡も配られて、特別感が一層アップ♪

 そしてお酒に合う機内食として、葉山に拠点を置く「SEE THE SUN」提供のスペシャルフードBOXも。健康と美味しいさを両立させるというコンセプトのもと考え出された機内食メニュー「春の芽吹きサラダ~OKARAと春野菜のヘルシーサラダ~」そして「大豆と玄米で作ったZEN MEAT入り味噌和え~香味野菜とともに~」は日本酒にもぴったりでした。

普段は京都の銀閣寺でしか手に入らないという日本酒が振る舞われました。もちろんコーヒーなどのソフトドリンクも
徹夜で日本酒いただきま~す! 純銀箔が入っているのだそうですよ
ヘルシーな特別メニューを肴に、美味しくいただきました。手前は「香ばし玄米クッキー」
この日の飛行ルート。予定では山形市上空まで北上し仙台市付近で折り返して南下を予定していたようですが、出発時間が遅れたこと、天候や日の出の具合を見て、急きょ茨城県上空で折り返して房総半島をぐるっと一周して戻るルートに変更となったようです

 離陸から約1時間とあっという間のフライトでしたが、心温まるおもてなしと手作り感あふれるイベント、何よりCA(客室乗務員)さんのウィットに富んだアナウンスが印象的でした。大ウケしていたそのアナウンスの一部をご紹介いたしましょう。

「皆さま、まもなく当機は着陸態勢に入ります。シートベルトを腰の低い位置でしっかりとお締めください。心も揺れのないようしっかりとお締めください。お酒で伸びた鼻の下もしっかりと締めてください」

決意を新たに私も新年度から頑張ろうという気になれましたわ~

 そして無事羽田空港に到着すると、機長さんからこのような名アナウンスがあって、今度はジ~ン……。

「今回の仕事を引き受けて一番よかったと思うのは、皆さまの応募ハガキをすべて読ませていただいたことです。直筆の文字から伝わるそのパワーが私どもの今日のフライトの燃料となりました」

 羽田&関空のプロジェクトメンバー全員でイチから考えて準備してきたという今回の「旅立ちの日 Flight 2018」はこうして無事に終了。お客さんに喜んでもらいたい! というスターフライヤー社員の皆さんのこだわりが随所に感じられる心のこもったイベントでした。参加者の皆さんはきっと忘れられない一粒万倍日のフライトだったに違いありません。

またこの黒くてカッコいい機体に乗りたいな♪
飛行機を降りたあと、ターンテーブルに置かれたおみやげを受け取る参加者
中身は文庫本カバー、カレンダー、トートバッグ、ペンケースなどのオリジナル商品いろいろ
笑顔が素敵なCAさんと記念撮影できました
オマケ。最後に機内で酔っ払いながら書いたゆきぴゅーの旅立ちの日宣言をご覧ください

ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。