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スターフライヤー、35組が無料招待された北九州発着の初日の出フライト「Sunrise Flight 2018」
約3500通の応募から選ばれた参加者が鹿児島上空でご来光を望む
2018年1月5日 15:33
- 2018年1月1日 実施
スターフライヤーは2018年1月1日、北九州空港を発着する初日の出フライト「Sunrise Flight 2018~Sunrise Flight For You 2018年輝く人の、輝く年へ~」を実施した。
約3500通の応募から選ばれた35組(1組1~3名)が無料招待され、2018年最初の日の出を上空から楽しむ機会を得た。
夜明け前の北九州空港に当選者が続々と集合
「Sunrise Flight 2018」ではWebサイトからの応募がメインとなり、厳正なる抽選によって選ばれた35組が参加した。
国内線の電光掲示板に表示された初日の出フライトは「SFJ2018」便と名付けられ、出発時刻は6時00分。参加者たちが保安検査場を通過して搭乗ゲート前に移動すると、撮影ブースやドリンクサービス、鏡開きなどで出発前の時間を過ごした。
スターフライヤーの機体を模した撮影ブースでは、スターフライヤー 代表取締役 社長執行役員の松石禎己氏が参加者と記念撮影する姿が見られた。また、スマートフォンのAR機能を利用したスタンプラリー企画もあり、専用アプリに写真を読み込むと、特別な動画が再生される仕掛けがなされていた。
セレモニー後、6時ちょうどにランプアウトして鹿児島方面を目指す
参加者がゲート前に集合し、5時20分からセレモニーが行なわれ、松石禎己氏が年始の挨拶。そして鏡開きに使用する「比良松」の酒樽を提供した福岡県朝倉市の篠崎酒造の篠崎倫明氏も2017年の九州北部豪雨の被害からの復旧に向けてコメントした。
松石氏は、「新年明けましておめでとうございます。あいにくの天気ですが上空は間違いなく天気ですのでご安心ください。2017年はおかげさまで、北九州空港~那覇線を開設できました。現在は運航休止しておりますが、北九州空港~那覇線は2月8日から5月7日まで運航再開いたしますので、ご利用のほど、よろしくお願いいたします。さらに10月末には、北九州/福岡/中部から台湾・台北に就航いたします。
今年で4回目を迎えることになりましたが、なんと3500組の応募がありました。そこからここにいらっしゃいます35組のお客さまがご当選、ご参加いただきました。おめでとうございます。本日は出発時にスタッフが外からお見送りさせていただきますので、手を振り返していただきますと大変喜びます(笑)。ありがとうございます」と挨拶した。
【お詫びと訂正】初出時、2017年の就航路線について誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
篠崎酒造の篠崎倫明氏は「新年明けましておめでとうございます。昨年は九州北部豪雨の被害を受けましたが、同時に感謝を感じる1年でもありました。多くの方々から励ましの言葉や支援をいただきました。スターフライヤー様から新しい1年を彩るお酒として私どもの日本酒をお選びいただきまして、改めて感謝申し上げます」とコメント。
そして松石氏、篠崎氏、SFJ2018便の機長に加え、参加者から選ばれた代表者による鏡開きが行なわれ、参加者に升酒が振る舞われた。
5時45分から搭乗を開始し、6時02分にブロックアウト。36滑走路より離陸した。外ではスタッフが「輝く年へ2018」の文字が光る電光掲示板を掲げてお見送り。機内では、2017年12月17日に刷新されたばかりの機内安全ビデオが放映された。
ルートは、北九州空港から福岡空港上空に向かい、そこから初日の出を拝む場所である鹿児島空港上空へ向けて南進。6時25分、機内ではドリンクサービスと「スペシャル機内食」が提供された。
機内食は「和モダン」をテーマにした初日の出フライト限定メニュー。合わせて篠崎酒造の「純米大吟醸 比良松 挑む」も用意されていた。
6時45分ごろに鹿児島空港上空へ到着し、旋回を続けて太陽が昇るのを待つ。6時59分に2018年の初日の出が昇り、機内では歓声が上がった。どちらの窓からも見えるようにと、旋回を繰り返しすべての搭乗客が窓から直接ご来光を拝むことができた。
ひとしきりご来光を拝んだあとに、機内のシートモニターで今回の「Sunrise Flight 2018」の応募に際し、事前に集められたメッセージが放映され、応募者と同行した家族にとってサプライズプレゼントとなった。機体は北九州空港へ戻るため北東に向かい、大分県上空を経由して7時46分に着陸した。