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スターフライヤー、35組が無料招待された北九州発着の初日の出フライト「Sunrise Flight 2018」

約3500通の応募から選ばれた参加者が鹿児島上空でご来光を望む

2018年1月1日 実施

スターフライヤーは初日の出フライト「Sunrise Flight 2018」を実施した

 スターフライヤーは2018年1月1日、北九州空港を発着する初日の出フライト「Sunrise Flight 2018~Sunrise Flight For You 2018年輝く人の、輝く年へ~」を実施した。

 約3500通の応募から選ばれた35組(1組1~3名)が無料招待され、2018年最初の日の出を上空から楽しむ機会を得た。

夜明け前の北九州空港に当選者が続々と集合

「Sunrise Flight 2018」は北九州空港を発着する初日の出フライト。北九州空港2階の搭乗ロビー前に設けた専用カウンターで受け付け

「Sunrise Flight 2018」ではWebサイトからの応募がメインとなり、厳正なる抽選によって選ばれた35組が参加した。

 国内線の電光掲示板に表示された初日の出フライトは「SFJ2018」便と名付けられ、出発時刻は6時00分。参加者たちが保安検査場を通過して搭乗ゲート前に移動すると、撮影ブースやドリンクサービス、鏡開きなどで出発前の時間を過ごした。

 スターフライヤーの機体を模した撮影ブースでは、スターフライヤー 代表取締役 社長執行役員の松石禎己氏が参加者と記念撮影する姿が見られた。また、スマートフォンのAR機能を利用したスタンプラリー企画もあり、専用アプリに写真を読み込むと、特別な動画が再生される仕掛けがなされていた。

SFJ2018便の行き先は「サンライズ」
飛行ルートは北九州空港から福岡空港に向かい鹿児島方面に南下する
搭乗ゲート前で「Sunrise Flight 2018」の出発を待つ
スタッフによってドリンクが振る舞われていた
スターフライヤーが所有するエアバス A320型機を模した撮影ブース前で記念撮影
スマートフォンの専用アプリによるAR技術で、画像を読み込むとオリジナルの動画が流れるスタンプラリーも開催されていた

セレモニー後、6時ちょうどにランプアウトして鹿児島方面を目指す

 参加者がゲート前に集合し、5時20分からセレモニーが行なわれ、松石禎己氏が年始の挨拶。そして鏡開きに使用する「比良松」の酒樽を提供した福岡県朝倉市の篠崎酒造の篠崎倫明氏も2017年の九州北部豪雨の被害からの復旧に向けてコメントした。

 松石氏は、「新年明けましておめでとうございます。あいにくの天気ですが上空は間違いなく天気ですのでご安心ください。2017年はおかげさまで、北九州空港~那覇線を開設できました。現在は運航休止しておりますが、北九州空港~那覇線は2月8日から5月7日まで運航再開いたしますので、ご利用のほど、よろしくお願いいたします。さらに10月末には、北九州/福岡/中部から台湾・台北に就航いたします。

 今年で4回目を迎えることになりましたが、なんと3500組の応募がありました。そこからここにいらっしゃいます35組のお客さまがご当選、ご参加いただきました。おめでとうございます。本日は出発時にスタッフが外からお見送りさせていただきますので、手を振り返していただきますと大変喜びます(笑)。ありがとうございます」と挨拶した。

【お詫びと訂正】初出時、2017年の就航路線について誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

株式会社スターフライヤー 代表取締役 社長執行役員 松石禎己氏

 篠崎酒造の篠崎倫明氏は「新年明けましておめでとうございます。昨年は九州北部豪雨の被害を受けましたが、同時に感謝を感じる1年でもありました。多くの方々から励ましの言葉や支援をいただきました。スターフライヤー様から新しい1年を彩るお酒として私どもの日本酒をお選びいただきまして、改めて感謝申し上げます」とコメント。

篠崎酒造(株式会社篠崎)の篠崎倫明氏

 そして松石氏、篠崎氏、SFJ2018便の機長に加え、参加者から選ばれた代表者による鏡開きが行なわれ、参加者に升酒が振る舞われた。

 5時45分から搭乗を開始し、6時02分にブロックアウト。36滑走路より離陸した。外ではスタッフが「輝く年へ2018」の文字が光る電光掲示板を掲げてお見送り。機内では、2017年12月17日に刷新されたばかりの機内安全ビデオが放映された。

篠崎酒造によるオリジナルのエンブレム升酒。鏡開きのあと参加者に振る舞われた。升には日付とスターフライヤーのロゴが入る
鏡開き
「輝く年へ2018」の電光掲示板を掲げる地上スタッフに見送られてランプアウト
離陸前、機内安全ビデオ「I am STARFLYER MAN」が流れる
6時25分ごろの東の空
ドリンクサービスが始まる
事前に用意されていた「スペシャル機内食」。左上は「クスクスのカレー風味に鴨のスモークと金柑を添えて」「海老と紅白なますに椎茸を添えて」。右上は「白みそ風味のラタトゥイユとホタテのスモーク」「塩麹チキンのテリーヌ」「スモークサーモンとコールスローサラダ」。左下は「ローストビーフとヤングコーン、レッドオニオンのマリネを添えて」。右下は「和食メニュー」
鹿児島上空で旋回を続け初日の出を待つ
雲が厚く地上の様子は確認できなかった

 ルートは、北九州空港から福岡空港上空に向かい、そこから初日の出を拝む場所である鹿児島空港上空へ向けて南進。6時25分、機内ではドリンクサービスと「スペシャル機内食」が提供された。

 機内食は「和モダン」をテーマにした初日の出フライト限定メニュー。合わせて篠崎酒造の「純米大吟醸 比良松 挑む」も用意されていた。

2018年元旦の初日の出

 6時45分ごろに鹿児島空港上空へ到着し、旋回を続けて太陽が昇るのを待つ。6時59分に2018年の初日の出が昇り、機内では歓声が上がった。どちらの窓からも見えるようにと、旋回を繰り返しすべての搭乗客が窓から直接ご来光を拝むことができた。

初日の出を撮影する参加者
事前に集められたメッセージがシートモニターで放映された
7時46分に北九州空港に着陸

 ひとしきりご来光を拝んだあとに、機内のシートモニターで今回の「Sunrise Flight 2018」の応募に際し、事前に集められたメッセージが放映され、応募者と同行した家族にとってサプライズプレゼントとなった。機体は北九州空港へ戻るため北東に向かい、大分県上空を経由して7時46分に着陸した。

コクピットの窓を開けて手を振る機長を副操縦士

到着後には参加者へのプレゼントも

 SFJ2018便が北九州空港に到着し、参加者は到着ロビーに移動。オーガニックタオルや篠崎酒造のミニ樽などが入ったお土産を受け取った。ロビーには、機内で購入できるアイテムの販売ブース、篠崎酒造の販売ブース、SNS用のフォトフレームスペースが設けられており、搭乗客は両手にいっぱいのアイテムを抱え空港をあとにした。

参加者に配られたお土産。オーガニックタオルや篠崎酒造のミニ樽、キャンドル、2018年卓上カレンダー、アルバムなどが封入されていた
到着ロビーに設けられた販売ブース
スターフライヤーのブースでは機内用のアイテムを販売
篠崎酒造の販売ブース
SFJ2018便を担当した星川機長(左)と渋谷副操縦士(右)