旅レポ
エアアジアで行く魅惑のタイ♪ 北も南も満喫のよくばり女子旅に参加してきた(その3)
非日常を味わえる秘境リゾート、クラビ編
2017年10月5日 06:00
エアアジアで南部リゾートのクラビへひとっ飛び
タイ北部の街チェンライ、チェンマイをご紹介してきた前回と前々回。今回はエアアジアを利用して飛んだ、南部のリゾート地クラビのご紹介です。
チェンマイからクラビまでは約2時間のフライト。機内での朝食は事前予約していたチキンのスパイス炒めご飯とブラック&ホワイト・プディング。機内食だからといって容赦しない激辛の味付けはさすがエアアジア(褒めています)。早朝便の機内で一気に目が覚めました。
朝8時30分過ぎにクラビ空港に到着。ここから各リゾートまではエアポートバスやタクシーを利用するのが一般的のようです。私が今回泊まったホテルは、波止場まで小一時間タクシーに乗り、そこから船に乗らなければたどりつけないというワクワクするようなロケーション。ロングテールボートという細長い木製ボートにスーツケースと一緒に積み込まれ揺られること約15分、「ライレイ ベイ リゾート&スパ」に到着しました。
ホテルに着いて納得。陸路ではアクセスするのがむずかしいと言っていた意味が分かりました。まわりはダイナミックに切り立った石灰岩の断崖に囲まれていて、自然のままの秘境感漂うビーチ・リゾートといった雰囲気なのです。
今回は利用したのはジャグジー付きの「ライレイ・プライバシー・コテージ」。レンガの塀と熱帯植物で囲まれ、プライバシーが守られているため一軒家のような感覚で滞在することができます。このお部屋は最大で大人2名、子供1名が滞在できるとのこと。
敷地内には電動カートが走っていて、フロントからプールエリアまでの移動中に出くわしたらヒョイと乗せてもらうことができます。もちろん鳥のさえずりを聞きながらのんびりと歩くのもオススメ。熱帯植物のガーデンの中を歩いて、真っ白なビーチが向こうに見えてきたら、夢のようなアジアン・リゾートホリデーのスタートです。
ビーチの横には小じんまりとしていますがプールとレストラン、スパ施設があります。あとで知ったのですが、クラビはプーケットなどと違ってジェットボートやジェットスキーなどモーターを使ったマリンスポーツが禁止されているのだそう。さらにはビーチにパラソルやチェアを置くのもNGなのだとか。だからガヤガヤ&キャピキャピした雰囲気がまったくなく、静かで落ち着いた印象だったのですね。ちなみに欧州からの旅行者が多く、特に多いのはイギリス人とのこと。
ライレイ ベイ リゾート&スパ
所在地:145 M.2 Ao-nang, Muang Distric, Krabi, Ao Nang, Mueang Krabi District, Krabi 81000, Thailand
Webサイト:ライレイ ベイ リゾート&スパ(英語)
クラビでのアクティビティはアイランドホッピングツアー
レストランでタイカレーのランチを食べたあと、午後は水着に着替えて「4アイランドホッピング(4島巡り)」に出かけました。ライレイベイ リゾート&スパでは、「5 ISLANDツアー」や「カヌーツアー」などいろいろなワンデー・ツアーが用意されていて、なかには映画「007 黄金の銃をもつ男」のロケ地としてその名が付いたというジェームズ・ボンド島へのツアーも。むむむ、ちょっと気になる~。
透明な浅瀬に囲まれたチキン島周辺は絶好のシュノーケリングポイントらしく、私たちもマスクとシュノーケルを着けて海へドボン。少しうねりがあったので透明度はそれほどでもなかったものの、手に届きそうなところにカラフルな熱帯魚がいっぱいで、はしゃいでしまいました。
最後の島は「ポダ島」。ここはアイランドホッピングツアーのハイライトともいえる島で透明度の高い美しい海が人気。売店やトイレなどの施設もあります。島から見える巨大な岩を背景にして写真を撮るのがお決まりのようで、SNS映えする1枚を狙ってたくさんの人がスマホを構えていました。
ディナーは5つ星ホテル「ラヤヴァディー(RAYAVADEE)」の名物、洞窟レストランで
クラビの夜は最高級ホテルとして有名な「ラヤヴァディー」でとっておきのディナーをいただきました。宿泊していたライレイ ベイ リゾート&スパからは歩いて行くことができます。とはいえこれまた広~いラヤヴァディー敷地内の移動はカートで。着いた場所はレストラン「grotto(=洞窟)」です。その名のとおり、アンダマン海に面した洞窟を利用して作られたレストランで、むき出しの岩肌がライトアップされていてとっても幻想的な雰囲気。よくこんな場所にレストランを作ったな~という見事なロケーションなのです。
夜は基本このBBQディナーのみの提供で、シーフード、お肉、シーフード&お肉のミックスの3種類から選べます(午前中までに要予約)。気になるお値段は税・サービス料込みで3884.1バーツ(約1万2818円、1バーツ=3.3円換算)。写真にはありませんが種類豊富な美味しいパンも付きました。「grotto」は夜だけでなく昼間もアラカルト系のメニューで営業をしています。ビーチで遊び疲れたらカクテルをかたむけながら軽食を、なんていう利用もよいですわね。
ロマンチックディナーのあとは、「ライレイベイ リゾート&スパ」のプールサイドにあるスパで1時間のタイ式マッサージを堪能。シュノーケリングで疲れた身体を存分にもみほぐしてもらいました。クラビはたった1日だけでしたが、朝から行動できたおかげで思っていた以上の充実感。私、個人的にこの秘境感たっぷりのクラビがかなり気に入ってしまいました。
ラヤヴァディー
所在地:214 Moo2 Tumbon Ao-nang, Amphur Muang, Krabi 81000, Thailand
Webサイト:ラヤヴァディー(日本語)
エアアジアは成田や関空から、バンコク・ドンムアン空港経由でクラビまで1日5便前後運航しています。例えば成田からだと9時15分発の朝一番の便に乗れば、バンコクの乗り継ぎもそれほど時間がかからず、当日の夕方18時15分にはクラビ空港着というスケジュール。その日の夜には、波の音を聞きながらビーチサイドのレストランでまったりビールが飲めちゃいますよ。忙しいトラベル Watch読者の皆さまに超オススメのリゾート、クラビのご紹介でした。
さて次回は帰りに1泊したバンコク編(最終回)。泊まった豪華ホテルの最上階にあるルーフトップバーなどシティ派情報をお伝えします。お楽しみに~♪