旅レポ

エアアジアで行く魅惑のタイ♪ 北も南も満喫のよくばり女子旅に参加してきた(その4)

クラビからバンコク、そして帰国編

誰もいなくて静かだった朝のライレイ ウェスト ビーチ

クラビの朝はいつもより早起きしたくなるすがすがしさ

 チェンライ~チェンマイ~クラビとレポートしてきたよくばり女子旅の最終回は、バンコクへ出発する日の朝のクラビから。朝起きると雨季特有のしっとりとした空気が周囲のガーデンの緑を包んでいて、とても美しい光景でした。穏やかな海を見ながらゆっくりと朝食を食べたらパッキング。名残惜しいところですがバンコクに向けて出発です。

朝、外に出ると一瞬でカメラのレンズがこんな状態に
色鮮やかな南国の植生に目がいきます
のんびり歩いて朝食会場のレストランへ
パンケーキなど西洋風のメニューも一通り揃っていた
欧米人のギャルたちに混じって朝食
帰りもロングテールボートに乗る
またクラビに遊びに来ようと思うのです!

クラビからエアアジアに乗ってバンコクへ

タイのミュージシャンが描かれたエアアジアの機体で一路バンコクへ

 クラビからバンコクへは10時50分発のFD3230便。1日7便ほど出ているこのルートは、約1時間20分でドンムアン空港に到着します。機内では事前予約していたタイ風焼きそばパッタイをランチに。エビがゴロゴロ入っている激辛焼きそばのあとは、ココナッツをまぶした激甘のスポンジケーキと、激激激甘のタイ・ティー。このギャップ、さすがエアアジアの機内食です(褒めています)。

なかなかシブいセレクトの品揃えだったクラビ空港
真っ赤なスーツがカッコいいエアアジアのCA(客室乗務員)さん
事前予約していた「タイの焼きそばパッタイ」
デザートはココナッツケーキとめちゃくちゃ甘いタイ・ティー
降りるときにタイ風の挨拶で見送ってくれました

バンコクの「センタラ グランド アット セントラルワールド」の高層階に贅沢ステイ

仕事がはかどりそうなエレガントで洗練された客室

 タイ最終日の夜はバンコク中心地にある5つ星ホテル「センタラ グランド アット セントラルワールド」に宿泊しました。セントラルワールドプラザやサイアムパラゴンなどの巨大ショッピングモールが近くにあって、ロケーション抜群のホテルです。

 ホテルロビーが23階、客室はすべて28階以上の高層階なので、とにかく気分がアガります。お部屋にはソファ&テーブルのほかにノートパソコンを広げられる机があって、「ルームサービスを利用しながらここで仕事をしたらきっとはかどるだろうな~」と思ってしまいました。それはきっと、大きな窓から大都会バンコクを我が物のように見下ろしているから! ホテルの力ってスゴイですわね。

23階にあるフロントロビー
窓のほうから全体を眺めたショット
見晴らし抜群の窓側にはソファ
奥のバスルームからの図。広い!
シャワーブースのほかに、独立したバスタブも

フリータイムは巨大ショッピングモールMBKセンターに行ってみた

バンコク名物の渋滞。カラフル!

 ディナーまでのフリータイムはサイアム地区にあるショッピングモール「マーブンクロンセンター(通称MBKセンター)」に行ってみました。アパレルから装飾品、タイのお土産やB級グルメ的な屋台まで、なんでも揃う地元の人にも人気の庶民派ショッピングセンターです。ホテルから1kmくらいの距離なので、行きはブラブラと歩いていくことに。

外にも露店がいっぱい
若い人がたくさん来ていました
東南アジア系の雑貨も充実

 東急百貨店も入っているMBKセンターは8階建て。衣料品、雑貨、電化製品と階によってガラっと雰囲気が違うのですが、私が気に入ったのは6階にあるクラフト・ビレッジです。タイのシルクや衣料品、雑貨などを売る300以上のショップが迷路のようにひしめき合っていてお土産選びにぴったりで、時間が経つのを忘れてしまうほど(本当に飛行機に乗り遅れたという話も聞きました)。アジアン雑貨好きの女子にはキケンな場所です。

ハンドメイドでよくできているマグネット! これはお土産によさそう
が、タイだけじゃなく日本やほかの国もあったのが逆にガッカリ(笑)
このBIG Cameraはあのビックカメラ???
バンコクでは、2016年10月に亡くなった前国王の追悼ムードをそこかしこで感じました
小腹が空いたのでフードコートへ。これは何ですの~?
1つ10バーツ(約33円、1バーツ=3.3円換算)と安かったのでお買い上げ。甘いしか言葉が出てこない食べ物でした

 MBKセンターは高架鉄道(BTS)のナショナルスタジアム駅直結なので、帰りはホテル最寄りのチッドロム駅までBTSに乗ってみることに。2駅先の駅ですが、マップを見るとどうやら乗り換えが必要のようです。果たして無事に着くでしょうか!? ドキドキ。

目指すは2駅先のチッドロム
硬貨を入れて買った乗車カード。無事ホテルに帰還できました
マーブンクロンセンター(MBKセンター)

所在地:444 8th Fl. MBK Center Phayathai Rd., Pathumwan Bangkok 10330, Thailand
Webサイト:マーブンクロンセンター(英語)

絶景ルーフトップバーでバンコクの夜景を眺めながら大人の時間を

59階にあるルーフトップバー「クリュ(CRU)」

 宿泊した「センタラ グランド アット セントラルワールド」の最上階には、2016年にオープンしたルーフトップバー「クリュ(CRU)」があります。55階にあるレストラン「レッド・スカイ(RED SKY)」から専用エレベーターに乗り、さらに緩くカーブする階段を上がると、そこはバンコクの街を360度のパノラマで見下ろせる天空のバー。それはもう景色が最高で、オシャレで、ロマンティックで、この旅一番の歓声を上げてしまったほど! (でもちょっと高すぎて真下を見られなかった)。

タイ最後の夜にふさわしいステキな場所ですの
シャンパンをいただきました
半ズボン・サンダルはNGですが、ドレスコードはカジュアルスマートとそれほど厳しくありません

 夜景とシャンパンにすっかり酔ったところで、55階に下りてディナー。ビストロ&バー「レッド・スカイ」は地元バンコクっ子にも大人気のようで、オシャレに着飾ったカップルやグループが気持ちいい夜風を浴びながら食事を楽しんでいました。

55階の「レッド・スカイ」
スープがナゾな色になっていたりするのは照明がピンクや青に変わるから
カッコいいバーカウンターも
バンコクのナイトライフを堪能できました
センタラ グランド アット セントラルワールド

所在地:999/99 Rama 1 Road, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand
Webサイト:センタラ グランド アット セントラルワールド(英語)

いよいよ帰国の途、帰りは成田空港へ

28階の部屋から見たバンコクの朝焼け

 帰国便はバンコク11時15分発のエアアジアXJ606便東京行き。成田空港には約6時間30分のフライトで19時40分の到着になります。ホテルでバイキング・ビュッフェの朝食を食べたら、タクシーでドンムアン空港へ。土曜日だったからか朝の通勤渋滞にハマることなくスムーズに着きました。

お菓子などを買ってタイバーツを消化。余った小銭は空港の募金箱へ
エアアジアの飛行機いっぱいのドンムアン空港
機内食はチキンライスとバナナケーキ(事前予約)
フライトは順調です
隣が空席だったので肘掛けを上げて横になることができたクワイエット・ゾーン

 この旅5回目の機内食もペロリと平らげて、機内も空いていたので横になって寝ていたのですが、しばらくするとお腹がぐぅぅ。メニューにあるカップヌードル(80バーツ、約264円)がどうしても食べたくなって注文することにしました。が、機内ではクレジットカードは使えず、タイバーツか日本円(紙幣のみ)での取り扱いということで1000円札でお支払い。するとお釣りはタイバーツ。ドンムアン空港で強引に買い物して、余った小銭は募金してきたのはなんだったんですの~! ということで今回の教訓。エアアジアでタイから帰国する際は80バーツだけは残しておくべし!

かなり美味しいです、この濃厚トムヤンクン味

 5月ごろから続いた雨季が終わるのが11月ごろ。それ以降2~3月くらいまでカラッとした晴天が続くタイのベストシーズンが到来します。ぜひ皆さまも北部のチェンライ、チェンマイや、南部のリゾート・クラビなど、バンコクと組み合わせたタイ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

今回の旅行で買ったものいろいろ。お気に入りはクラビの風景が描かれたマグネットとハヌマーンのマグネット

ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。