旅レポ

エアアジアで行く魅惑のタイ♪ 北も南も満喫のよくばり女子旅に参加してきた(その2)

チェンマイでアート&スパ体験

チェンマイでアート、スパ、ディナーショーを楽しみました!

チェンマイの最先端をゆくオーガニック・レストラン

 バンコクに次ぐタイ第2の都市チェンマイ。チェンマイ大学という大きな大学があるため学生の街としても知られています。まずはそんな活気あるチェンマイで地元っ子にも大人気というレストランからご紹介。

 市街地から少し離れた場所にある「オーカジュ(ohkajhu)」は、3人の若い男性が数年前にオープンしたレストラン。今では市内にもう1店舗を構え、どちらも行列が絶えない人気店なのだそうです。

見た目ですでにノックアウトのフルーツサラダは185バーツ(約611円、1バーツ=3.3円換算)。大きいので数人で取り分けて

 人気の秘密は、隣接した農園で採れるこだわりのオーガニック野菜がボリューム満点のお料理と一緒に出てくること。その農園は今回訪れた本店のお隣にありました。美しく盛り付けられた色とりどりの新鮮オーガニック野菜が今チェンマイではとってもアツイのです! さすが流行をいち早く取り入れる若者の街。タイの食文化も少しずつ変化しているのですね。

レストラン「オーカジュ(Ohkajhu)」。広い店内でしたがあっという間に満席に
チェンマイ出身の男性3人が立ち上げたお店
サラダとソーセージ。たっぷり野菜が女性にはうれしい
グリルサーモンとマッシュルームのサラダは225バーツ(約743円)。スペアリブはかなりのボリューム
マンゴージュースと、“アンチャン”の花で染めた青いプリン
オーカジュ(Ohkajhu)

所在地:199/9 Mahidol Road Haiya Subdistrict, Chiang Mai 50100, Thailand
Webサイト:Ohkajhu(英語、タイ語)

チェンマイの伝統工芸アンブレラ・ペインティングに挑戦

この小さな傘に絵を描きます

 お次はアート体験。ラーンナー文化伝承学校というところで、アンブレラ・ペインティング(日傘の絵付け)に挑戦しました。カラフルな絵付けで知られるこの傘はチェンマイの伝統工芸品になっていて、産地である郊外のボーサン村では毎年1月に傘祭りが開かれるのだそうです。

犬がのんびりお昼寝@ラーンナー文化伝承学校

 傘の絵柄は「蝶」や「バラ」など伝統的なモチーフがあるようで、まずは先生が基本的な「お花」の描き方を指導してくださいました。最初は(絶対こんなの無理~)と思っていたのですが、先生が描いたとおりに真似するとちゃんと描けるから不思議。

指導してくださった先生(どことなく、はらたいらさんに似ていた)
まずは紙で練習。それっぽいバラの花がそれなりに描けるものです

 コツをつかんだところで(?)さっそく本番。好きな地色の傘を選んだら下書きもなく一気に筆を走らせます。水をあまり使わず、油絵っぽいタッチで描くといい感じに。前日のバッグ・ペインティングもそうでしたが、こういうアナログなアート体験は一心不乱になれて本当に楽しいですわ~。

どんなのが出来上がるかな?

 集中して描くこと小一時間。自分で言うのもなんですがびっくりするほどそれっぽく仕上がってしまいました。ほかの記者さんたちの傘も個性的でどれもステキ! 思い出に残るタイのお土産になりました。

最後に名前を書いてオリジナルの傘が完成
ずらっと並べて記念撮影

チェンマイのオアシススパで極上マッサージ体験

チェンマイで4店舗あるうちの1つ「OASIS ORIENTAL SECRET SPA」

 チェンマイに4店舗を構え、バンコクやプーケットにも展開する「オアシス スパ」で極上マッサージを受けてきました。実はここ、アンブレラ・ペインティングをしたラーンナー文化伝承学校のすぐお隣。アート体験で感性を磨いたあとは、セラピストさんに全身を委ねて身も心もリラックスという、女子にはたまらないコースだったのです。

小雨が降るなか、笑顔で出迎えてくれたスタッフさん
オアシス スパの施設内の様子
マッサージをやってもらうのは2人用のプライベートルーム。ヴィラもあります

 今回受けたマッサージは「キングオブオアシス」というたっぷり120分のコース(なんて贅沢!)。温かいハーブボールを押し付けて身体にたまった毒素を刺激したら、肘から下の腕全体を使ったアロマオイルマッサージを行なうというもの。

 タイ古式マッサージもミックスしていて、その絶妙な施術が終わったときにはびっくりするくらい身体が軽くなっていました。本当に毒素が抜けた感アリアリで、頭の先からつま先までスッキリ。セラピストさんには「強めが好き」と伝えたので、もみ返しが心配でしたが、翌日まったくそれがなかったのにも驚きです。オアシス スパ、かなりハイレベルでオススメですよ。

2時間もみほぐしてくださったセラピストさん
施術のあとは担当したセラピストさんが下まで案内し、お茶を運んでくれます。施術に満足したら、そのタイミングでチップを渡すのがスマート
OASIS ORIENTAL SECRET SPA

所在地:35 Rattanakosin Rd., Wat Gate, Muang, Chiang Mai 50000, Thailand
Webサイト:OASIS ORIENTAL SECRET SPA(日本語)

民族舞踊ショーを見ながらカントーク・ディナー

美人の踊り子さんに目が釘付け

 この日の夜はタイ古典舞踊などを鑑賞しながらのカントーク・ディナーを楽しみました。前回も出てきましたが「カントーク料理」というのは、宮廷料理がルーツといわれるタイ北部の名物料理。1つのトレーに小皿がいくつも載って出てきます。チェンマイにはカントーク・ディナショーを楽しめるところが何カ所かあるようですが、今回行なったのは「クムカントーク(Khum Khantoke)」。ホテルへの送迎付きでオプショナルツアーとして用意されているようです。

会場の入り口

 ショー会場の入り口ではタイの伝統工芸フルーツ・カービングを実演する美人さんがいたりして、一緒に記念撮影も可能(お金を入れるカゴがありましたが)。

フルーツ・カービングのおねえさん。この人も美人
宮殿のような門構え

 ショーは広い広場を取り囲むようにして席が設けられていて、写真にあるような外の席で三角クッションを背もたれにして鑑賞するのもオッケー。私たちはお隣の屋根のあるテーブル席でカントーク料理を囲みました。

地べたに座って観るこのスタイルもなかなか
きらびやかな人たちが出てきました
歌を歌いながら踊ります
なにやらおかしな動物も
ハヌマーンも登場
台座のついたトレーに何種類もの小皿が並ぶカントーク料理。別に持ってきてもらえるご飯と混ぜ混ぜして食べると美味しい♪
チャーンビールが進みます
ニッコニコの営業スマイルで写真撮影にまわる女の子。料理が終わったころに100バーツ(約330円)で売りに来ます
クムカントーク(Khum Khantoke)

所在地:139 Moo.4, Nongprakung, Muang, Chiang ma, 50000, Thailand
Webサイト:クムカントーク(英語)

チェンマイの夜はナイト・バザールに繰り出しましょう

私はこのお店でテロテロ素材のパンツを買いました

 チェンマイの夜は、ぜひともタイ国内でも最大級の規模といわれるナイト・バザールに繰り出しましょう。街の中心部のチャンクラン通り沿いの両側約1kmに渡って露店が立ち並びます。メインストリートだけではなく、ちょっと路地を入ったモールの中などでも夜店が出ていたりも。タイ北部の山岳民族が作ったカラフルなバッグやポーチなどはお土産にぴったり。値切り交渉も楽しんでみましょう。

毎晩賑わうチャンクラン通り
買うか買うまいか迷ったハヌマーンのお面

 チェンマイではこのナイトバザールとは別に日曜日だけのサンデー・マーケットがあるそうで、実はわたくし個人的に今とっても気になっていますの。エアアジアの安いチケットでまた行きたいなぁ~。

欧米人がよく着ている洋服いっぱい
1時間160バーツ(約528円)の足ツボマッサージを発見。安いっ!

 次回はチェンマイから一気に南に飛んでクラビへ。石灰岩の岩壁に囲まれた秘境感たっぷりのビーチリゾートの旅レポです。お楽しみに~♪

ゆきぴゅー

長野生まれの長野育ち。2001年に上京し、デジカメライター兼カメラマンのお弟子さんとして怒涛の日々を送るかたわら、絵日記でポンチ絵を描き始める。独立後はイラストレーターとライターを足して2で割った“イラストライター”として、雑誌やWeb連載のほか、企業広告などのイメージキャラクター制作なども手がける。