【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2015

和歌山県は熊野古道とパンダ、三重県は伊勢志摩サミットをPR

海の京都観光圏では地酒と珍味の試食も

2015年9月24日~27日 開催

和歌山県観光連盟ブースの世界遺産 高野・熊野パネル前で「きのくにフレンズ」

 ツーリズムEXPOジャパン2015での和歌山県観光連盟ブースは、南紀白浜温泉にあるアドベンチャーワールドに7頭のジャイアントパンダがいることから、ブースの各所にパンダを使って展示を華やかにしていた。声などに反応して動く子供パンダのぬいぐるみをスタッフが持ち、通りかかる人の興味を惹いていた。

 世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」にちなんで、平安衣装に身を包んだスタッフもいた。熊野古道では、平安衣装を着て付近を散策する体験コースや七五三用のコースなども用意されている。

 ほか、2016年放送予定の戦国名将、真田幸村を描くNHK大河ドラマ「真田丸」をイメージした甲冑を着るスタッフもいて、記念撮影などに応じてくれていた。

和歌山県観光連盟ブース
ブース中央ほとんどを「和歌山県インフォメーションセンター」としてスタッフとパンフレットを配置
パンダの動くぬいぐるみを抱くスタッフ。音に反応して本物そっくりに動く
平安衣装を着たスタッフ
NHK大河ドラマ「真田丸」をイメージして武将真田幸村の甲冑を着るスタッフ

 伊勢市、伊勢志摩国立公園指定70周年事業実行委員会、三重県観光キャンペーン推進協議会(三重県)の合同ブースでは、2016年5月に行なわれる「伊勢志摩サミット」の告知に力を入れていた。

 また、「シーグラスを使ってアクセサリーを作ろう」というワークショップも行なわれていた。シーグラスは、海岸で見つけることのできる波に揉まれたガラス玉のこと。太平洋に面した伊勢の海岸では、シーグラスが見つかりやすい。

伊勢市、伊勢志摩国立公園指定70周年事業実行委員会、三重県観光キャンペーン推進協議会(三重県)合同ブース
2016年5月に開催の「伊勢志摩サミット」の告知
伊勢志摩サミットが行なわれる会場周辺マップ
ワークショップ「シーグラスを使ってアクセサリーを作ろう」

 海の京都観光圏ブースでは、主に京都の地酒の試飲を行なっていた。地元名産の珍味のおつまみも一緒に試食ができ、たいへん賑わっていた。

海の京都観光圏ブース
京都の地酒の試飲を実施
女性スタッフが地元名産の珍味の試食を配布
(村上俊一)