イベントレポート
【ツーリズムEXPO 2018】ツーリズムEXPOジャパン2018が閉幕。「被災した地域を訪れることが応援になる」と田川委員長
2018年9月23日 19:28
- 2018年9月20日～23日 開催
4日間にわたって開催されたツーリズムEXPOジャパン2018が9月23日に閉幕。16時30分からはブースグランプリ各賞の表彰式とグランドフィナーレがAステージで行なわれた。
主催者を代表して登壇したツーリズムEXPOジャパン2018 実行委員会 委員長の田川博己氏は、「今年のテーマの“見つけよう。旅の『新しいカタチ』。”に沿って、スポーツやエコツーリズム、あるいは酒造ツーリズムなどを体験できるコーナーを設けました。皆さん、楽しんでいただけましたか。
今回、もう1つの大きなテーマは、観光による災害地の復興でした。旅行をして問題のない地域でも『なんとなくの不安』で、いわゆる風評被害に遭っているところがあります。会場でご覧いただいた地域に、ぜひ旅をしていただきたい。北海道、西日本など、3・11以降いろいろなことがありましたが、訪れていただくことが何よりの応援になります。
来年はこの世界最大の旅のイベントをそっくり大阪に持ち込んで開催します。来年はラグビーのワールドカップ、再来年には東京オリンピック・パラリンピックがありますから、それにふさわしい大きなイベントにすることを約束します」と述べ、次回以降のさらなる発展を誓った。
続いて、オフィシャルスポンサーのジェーシービー 代表取締役 兼 執行役員社長の浜川一郎氏からは、「先ごろ発表されたUNWTO（国連世界観光機関）のデータによると、2017年の海外旅行者は世界全体で13億2000万人、前年比7％増で、過去7年間では最大の伸びでした。日本への外国人旅行者は2869万人で、アジアでは中国、タイに次ぐ第3の渡航先になっています。
このように重要性が高まりつつあるツーリズムの祭典を日本で行なうことの意義は大変大きく、JCBは今後もツーリズムEXPOジャパン、世界のツーリズムに貢献できるように努力していきます」とあいさつ。
ブースグランプリ各賞の表彰式（関連記事「【ツーリズムEXPO 2018】韓国観光公社が2年連続のブースグランプリ受賞。沖縄は3年連続で準グランプリ」）が終わると、ステージ周辺には関係者と各ブースのマスコットキャラクターが集結。田川委員長の合図で「来年は大阪で！」「会いましょう！」と声を上げるとキャノン砲からテープが射出され、ツーリズムEXPOジャパン2018が閉幕した。
