イベントレポート

【ツーリズムEXPO 2018】アメリカン航空、プレミアムエコノミークラスにフォーカスした展示。シート体験も

2018年9月20日~23日 開催

プレミアムエコノミークラスのシートを展示しているアメリカン航空ブース

 ツーリズムEXPOジャパン2018のアメリカン航空ブースでは、同社のサービスを紹介するほか、同社やJAL(日本航空)などが加盟する航空アライアンス「ワンワールド」に関する展示も行なっている。

 ブースでは同社が国際線で採用しているプレミアムエコノミークラスのサービスに焦点を当てており、飲料やアメニティなどの各種のサービス、さらには実際のプレミアムエコノミークラスのシートを展示しており、実際にその座り心地を体感することができる。

アメリカン航空のブース
アメリカン航空のネットワーク
1月4日~1月14日の間に東京~ラスベガスの直行便が限定就航

アメリカン航空が2017年に導入したプレミアムエコノミークラスのサービスやシートが体験できる

 米国の航空会社であるアメリカン航空は、同社の本社があるダラスに成田から1日2便、ロサンゼルスに羽田から1日1便、シカゴに成田から1日1便のフライトを就航している。また、同じワンワールドのメンバーでもあるJALとはジョイントベンチャー(共同事業)を行なっており、JALのフライトにアメリカンの便名が付くコードシェアを実施している。

 また、アメリカン航空では、2019年1月4日~1月14日に東京~ラスベガスの直行便を限定で飛ばすことを明らかにしている。これは1月9日~12日(現地時間)に、ラスベガスで世界最大のデジタル関連の展示会「CES 2019」が開催されることに合わせた措置で、1月4日からとイベント前のかなり早い時期から就航するのは、記者会見などが1月6日から始まったり、展示に向けた準備などで日本企業の関係者が早めに渡米したりするためだ。今回はこのラスベガスへの直行便をパネルでアピールしていた(関連記事「アメリカン航空とJAL、『CES 2019』に合わせて成田~ラスベガス線の特別直行便を運航」)。

プレミアムエコノミークラスのシート体験コーナー
プレミアムエコノミークラスのシート

 アメリカン航空のプレミアムエコノミークラスは、従来アメリカン航空が導入していたメインキャビン・エクストラ(シートは同じだが前後のピッチに余裕があるエコノミークラスのこと)とは異なり、専用のシートになり、エコノミークラスに比べて前後、左右に余裕が生まれている。例えば、ボーイング 787-9型機の場合、エコノミークラスの座席幅が16.2~17.2インチ(約41.1~43.7cm)、前後ピッチが31インチ(約78.7cm)であるのに対して、プレミアムエコノミークラスでは座席幅が19インチ(約48.3cm)、前後ピッチが38インチ(約96.5cm)となっており、快適に過ごせるようになっている。

アメリカン航空のプレミアムエコノミークラスのサービス
提供される飲料類
機内誌
コスメ
Casper製の枕など
アメニティ
機内食の食器・メニュー
ノイズキャンセリングヘッドフォン

 また、食事はシェフ監修の食事が出され、飲料に関しても各種飲料が提供される。今回ブースにはその一部が展示されており、コカコーラのソフトドリンクや日本のビールなどが展示されていた。そのほか、米国の睡眠テクノロジ企業「Casper」が開発した枕やブランケット、ほかにもアメニティキットやノイズキャンセリングヘッドフォンなども展示されており、それらを見ることができる。

ワンワールドに関する展示

 なお、アメリカン航空ブースの半分は同社やJALが所属する航空アライアンスワンワールドのブースになっており、所属エアラインなどの表示がされていた。