【イベントレポート】

【ツーリズムEXPO 2017】パラスポーツやMLB、スノースポーツの体験型アトラクションを楽しむ

2017年9月21日~24日 開催

「i enjoy! パラスポーツパーク」での車いすバスケットボール体験。レクチャー後に実際に対戦が楽しめる

 9月21日~24日(一般日は23日~24日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催されたツーリズムEXPOジャパン2017の日本エリアに隣接した東6ホールでは、パラスポーツ、MLBの野球体験、スノーリゾートを紹介するエリアがある。こちらの様子を紹介しよう。

パラスポーツを体験できる「i enjoy! パラスポーツパーク」

 日本財団のパラリンピックサポートセンターが開催する「i enjoy! パラスポーツパーク」では、パラリンピック競技にもなっている車いすバスケットボール、ボッチャ、射撃(ビームライフル)、陸上競技用車いす、パラ・パワーリフティング、車いすカーリングといった競技の体験コーナーがある。

 特に車いすバスケットボール体験では、15分の本格的な対戦が楽しめる広いコートが用意されている。なかなかない貴重な体験で人気を呼んでいた。参加者は意外と車いすの操作に慣れるのも早く、見学者の応援にも熱が入っていた。2020年の東京パラリンピックに向け、注目度も高い。

競技用車いすの体験コーナー。右がトラック競技用のレーサーで、左がトライアスロン用のハンドバイク
実際に漕ぐ体験が可能。かなりハードそう
リアルタイムに速度をモニタリングできる
ボッチャの体験コーナー。目標となる白いボールに、色の付いたボールを投げたり、転がしたり、当てたりして、いかに近付けるかを競う
射撃ではエアライフルだが、誰でも楽しめるビームライフルで体験。光のビームが発射される
車いすバスケットボールで使われる車いす
会場には広いバスケットボールコートが用意されている
紅白に分かれて対戦。簡単なレクチャーを受ける
意外にも操作に慣れるのも早く、しっかりとした白熱の対戦になっていた

MLBロードショー 2017

「MLBロードショー」は、アメリカのメジャーリーグベースボールが世界中で展開しているテーマパーク。スポーツの体験ができるアトラクションやミュージアム、ゲストのトークショーなどが楽しめるスペースとなっている。

「MLBミュージアム」には、MLB保有の用具やサインボールが展示されている
MLBで活躍する日本人選手を中心に、総数250点におよぶ展示。詳しい解説パネルもある。
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太選手とニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手のコーナー
ニューヨーク・ヤンキースなどに所属し活躍した松井秀喜選手のコーナー
シアトル・マリナーズで活躍しマイアミ・マーリンズに所属するイチロー選手のコーナー
ユニフォームをはおりバッターになりきって撮影できるフォトスポット
スピードガンで投げた球速を測定してもらえるコーナー
ネット経由でスポーツ中継を放送する「DAZN」の体験コーナー。MLBは1日最大4試合配信する
MLBチームのスポンサーにもなっているデルタ航空のコーナー
デルタ航空直行便のある都市めがけてボールを当てる
パーフェクト賞の景品として貰えるモデルプレーン。1/400スケールのモデルプレーンはボーイング 777-200LR型機
参加賞の飛行機を模した小さなプルバックカー
こちらは景品ではないが、エアバス A350-900型機のモデルプレーンも展示

SNOW RESORTスクエア

 日本のスノーリゾートを紹介するコーナーも設けられ、スキー場や団体、用品メーカーなどがブースを出展していた。取材した業界日はまだ用意されていなかったが、本物の雪に触れることのできるコーナーも用意される。

野沢温泉スキー場。特産品の販売もある
志賀高原スキー場
野沢温泉、蔵王温泉、草津、白馬八方尾根、妙高赤倉高原にもう一カ所加わる予定で「Mt.6」として山岳リゾートを提案
スノーリゾート信州
新潟県スキー場協議会
日本雪合戦連盟(JYF)。日本各地でスポーツ雪合戦を実施。オリンピック追加競技を目指す
歴史的なスキー用品も展示
スポーツの実写VR映像が見れる「SPORTS VR REAL」
スキージャンプの映像が流れている
タイミングを合わせジャンプすると飛ぶことができる
スノースポーツ用品の展示コーナー。GIROはヘルメットやゴーグルで有名だ
ソニー NYSNO-10。ヘルメットに装着し最長1kmのグループ通話ができる