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JAL、羽田国内線の保安検査場待ち時間モニターを空港駅に設置
モノレールは30日から、京急はGW前に
(2016/3/29 13:18)
- 2016年3月25日発表
JAL(日本航空)は羽田国内線の保安検査間待ち時間を表示する大型モニターを東京モノレール 羽田空港第1ビル駅改札口横に設置した。3月30日から表示を開始し、毎日朝5時30分から20時までJALの乗客が利用するB、C、E、Fの保安検査場の待ちを色分けで表示する。表示開始前日の29日には、試験表示の様子を公開したのでその模様をお伝えする。
モニターはモノレールの南口および北口の両方の改札口横に設置、改札口を出ようとすると、すぐに待ち時間が目に飛び込んでくる。待ち時間はおよそ0分であれば緑色、1~5分、5~10分ならば黄色、15分以上ならば赤色で表示される。
モノレールの改札口横に設置されるモニターは55インチサイズを上下に2枚。上のモニターには待ち時間を表示し、下のモニターは保安検査場の案内地図とJALのお知らせ動画を交互に流すようになる。
モノレールから少し遅れるが、4月下旬には京浜急行の羽田空港国内線ターミナル駅利用者向けにもモニターが設置される。駅からエスカレータを上がったところに設置され、ちょうどエスカレータを上がってくる利用者が見やすい場所になる。
こちらのモニターは70インチが1枚。ちょうど南ウイングと北ウイングに人の流れが分岐する場所となり南北ウイングの位置関係もわかりやすい。そのため1枚のモニター部分には待ち時間部分のみをシンプルに表示するという。現在モニターを制作中で、ゴールデンウィーク前に確実に設置されるよう準備を進めているという。
これらのモニターに表示される待ち時間の情報は保安検査場の待ち列の監視画像から、列の長さを画像解析して待ち時間として算出したもの。情報の更新時間は1分ごとで、リアルタイムな待ち時間を、交通機関から降りる際に確認できる。
また、保安検査場待ち時間はスマートフォン向けのアプリ「JAL Countdown」で2015年7月から提供しているが、これをバージョンアップして駅の表示と同様のものにし、同時に、出発便に応じた搭乗口を表示する機能を追加する。こちらも現在準備を進めており、アプリの審査など諸手続が終わり次第公開する予定だが、現在のところ5月下旬となる見込みという。