NEC(日本電気)は、羽田空港国際線旅客ターミナルに保安検査場内の混雑状況を可視化する「待ち時間予測システム」を提供していることを発表した。10月から本格可動している。
同システムは、群衆映像から混雑状況を検知する「群衆行動解析技術」や、人の動きを捉える3Dステレオ資格センサーを組み合わせて実現されたもの。人の流れや通過人数といったデータを収集・分析することで、混雑状況をリアルタイムに待ち時間として可視化する。
同社では今後、AI予測の精度を高め、数時間後の待ち時間の予測などの情報提供も目指すとしている。