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JAL、検査でPCや液体物の取り出し不要に。羽田国内線の保安検査レーンを高度化

「JAL SMART SECURITY」

2022年4月 導入

JALは羽田空港国内線に「JAL SMART SECURITY」を導入する

 JAL(日本航空)は、羽田空港国内線に、「JAL SMART SECURITY」を4月から順次導入する。

「JAL SMART SECURITY」は、X線CT検査装置とスマートレーンを組み合わせた保安検査レーン。保安検査をさらに強化し、検査までの待ち時間も短縮できる。

 X線CT検査装置では、コンピュータによって手荷物の3次元画像を用いたX線検査を行なうことができるため、カバンからノートPCや液体物を取り出す必要がない。1レーンにつき3か所の個別の準備台を備え、準備ができた人から先に保安検査に進むことができる。また、検査を通過した手荷物と追加検査が必要な手荷物のレーンが分かれているため、よりスムーズに荷物を受け取れる。

 なお、保安検査用のトレイは、レーンに内蔵されたUV殺菌装置で最大99.9%殺菌される。