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初代の腰掛式水洗トイレも復元展示する「TOTOミュージアム」が北九州市小倉に8月28日オープン

TOTO創立100周年記念事業の一環として

2015年8月28日 オープン

「TOTOミュージアム」外観

 TOTOは、福岡県北九州市小倉の本社・小倉第一工場敷地内に複合施設「TOTOミュージアム」を8月28日にオープンする。

 「TOTOミュージアム」は、TOTOが2017年に創立100周年を迎える記念事業の一環として開設される複合施設で、TOTOミュージアム(旧歴史資料館)、北九州ショールーム、研修センター、ホールを集約している。歴史資料が並ぶスペースでは初代の腰掛式水洗便器を再現したものや、ホテルニューオータニへ納入した初代ユニットバスルーム、霞が関ビルディングで採用された初代ユニットトイレなどが初公開される。また、TOTOミュージアムオリジナルグッズを販売するショップや休憩ラウンジ、図書コーナーも併設している。

 建物は緑豊かな大地と水滴をイメージしてデザインされ、煙突効果を利用した換気・暖房システムを用い、環境に配慮されているのが特徴。

 TOTOミュージアム全体の年間利用者数は約8万5000人、TOTOミュージアム(旧歴史資料館)の初年度の来館人数は約2万人を見込んでいる。

 開館時間は10時~17時(入場は16時30分まで)、休館日は月曜日・夏期・年末年始。入館料・駐車料金は無料。北九州ショールームの開館時間はTOTOミュージアムと同様だが、休館日は月曜日ではなく水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)となっている。

TOTOミュージアム(旧歴史資料館)入口
北九州ショールーム入口
初代の腰掛式水洗便器を再現したもの