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日本レストルーム工業会のトイレ操作パネル「標準ピクトグラム」が国際規格(ISO7000)に

「便器洗浄」や「おしり洗浄」など6種。JIS改定も検討予定

2018年1月 国際規格登録

2018年2月26日 発表

トイレ操作パネルの標準ピクトグラム(絵記号)が国際規格(ISO7000)として1月に登録された

 日本レストルーム工業会は、トイレ操作パネルの標準ピクトグラム(絵記号)が国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)により国際規格(ISO7000)として1月に登録されたことを発表した。

 日本レストルーム工業会では、訪日外国人観光客の急増を受けて「誰でも安心して使えるトイレ環境」を目指し、トイレ操作パネルの標準ピクトグラム(絵記号)を2017年1月に策定、各社で2017年度製品から順次採用を進めていた。

国際規格として登録されたトイレ操作パネルの標準ピクトグラム6種

ISO7000-3609:便器洗浄(大)
ISO7000-3610:便器洗浄(小)
ISO7000-3611:おしり洗浄
ISO7000-3612:ビデ洗浄
ISO7000-3613:便ふた開閉
ISO7000-3614:便座開閉

 今後日本レストルーム工業会では国際規格との整合を図るため、国内規格(JIS:Japanese Industrial Standards)改正の検討を進める予定としている。