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ピーチ、10月1日からの新制服をお披露。ワンピース初導入、新機材と調和するベージュのグラデ
2026年9月4日 16:33
- 2026年9月3日 実施
ピーチ(Peach Aviation)は、客室乗務員・運航乗務員・地上係員が着用する制服を一新し、10月1日から着用を開始する。これに先立つ9月3日、大阪府庁舎において新制服を発表、5名のモデルがランウェイでのお披露目を行なった。
あわせて、大阪府との間で「関西国際空港のさらなる成長の実現に関する連携協定」を締結したことを発表している。
15周年のブランドリニューアルに合わせた新制服
今回の新制服への移行は、創業15周年に合わせて3月から実施しているブランドリニューアルの一環。現行の制服は2012年3月の就航時から大きく変更されておらず、2018年にマフラーなどのマイナーチェンジを実施したのみだった。
会の冒頭で代表取締役CEOの大橋一成氏は、創業から15年の若いエアラインのため、現状まだまだ不足の点もあるとしたうえで、「今回の制服も含め、これからもさらなる企業努力を行なって、お客さまの安全・快適、さらには喜んでいただけるようなサービスを提供していきたい」と述べた。
続いて、運航乗員、客室乗務員、地上係員の新制服のお披露目。モデルたちが新制服を着用し、特設のランウェイを歩いた。
新制服は、客室乗務員、地上係員で共通のデザインとしており、新たにワンピースを導入した。新しくなった空港カウンターや来春受領予定の新デザイン機と調和するベージュのグラデーションを基調としている。
このなかにピーチを象徴するピンクの差し色を入れ、またスカーフやポケットのディテールに新しいロゴとも連動するカーブを施している。男女のジャケット、パンツの素材とデザインを統一しており、一体感も生まれた。また、運航乗務員のジャケットはスマートなシングルに変更している。
新制服は現場で働く社員の意見を取り入れ、耐久性、柔らかさ、ストレッチ性を備えた素材を選んでおり、機内での荷物棚の開け閉め、立ったり座ったり、また腕を伸ばしたりといったさまざまな動きを検証。適度な余裕をもたせつつ、洗練された美しいシルエットを実現しているとのこと。ポケットにはペンルーフを備え、物を入れてもシルエットが崩れないなど実用性にもこだわっているという。
新制服のデザインコンセプトについて、担当したクリエイティブディレクターの中田優也氏が説明した。中田氏は大阪・関西万博の「日本館」アテンダントユニフォームを手掛けたことでも知られる人物。自身のブランド「POSTELEGANT(ポステレガント)」では、上質な素材使い、ユニセックスなデザインで高い評価を得ている。
中田氏は、今回のオファーがあった際、まず制服を着用する人について考えたという。仕事をするうえでの動きやすさ、機能性を一番に考えてデザインをスタートした。全体的な色みに関しては、美味しそうな桃をイメージしたとのこと。
続いて、ワンピーススタイルをピーチの制服として初めて採用したことや、パンツスタイルは動きやすさを追求するとともに、立っているシーンでもたたずまいが美しく見えるようにしたこと、大きめのポケットは現場の意見から使いやすいものとしてデザインしたことなどを説明した。
パイロットの制服については、運航上の安全面を一番に考え、腕を上げるシーンなどが多いことから、仕事に支障がでないように肩まわりや袖の動きやすさに注意した。またジャケットに関しては、客室乗務員、地上スタッフのジャケット、そしてパイロットのジャケットもシングルで統一した。共通のデザインとすることで、ピーチのチームとしての一体感を醸成するものとしたことなどを説明した。
中田氏はまた、新たなアイテムとして“謎の桃ポーチ”を披露した。色も形も桃がモチーフで、なかには“スーパー飴ちゃん”が入っているという。今後、客室乗務員がベルトに取り付ける様子なども見られるとのことで、関西ならではの飴ちゃんコミュニケーションが機内でも見られそうだ。
大阪府との事業連携協定を発表
新制服のお披露目に続いて、ピーチと大阪府との間で「関西国際空港のさらなる成長の実現に関する連携協定」を締結したことを発表。
この協定は、大阪府が有する広範な行政ネットワークや地域資源と、ピーチが培ってきた航空ネットワークや情報発信力を融合させ、新たな航空需要の創出および主要拠点である関空周辺地域、そして大阪府全体の活性化を図ることを目的とした包括的なもの。
今回の連携協定締結に際して、ピーチの大橋CEOは、今後一層の関西空港を拠点とした航空サービスの充実と、国内外への関西地域の魅力の発信をしていき、インバウンドの増加にも寄与したいと表明。今回の協定による具体的な取り組みについては、今後詳細が決まり次第随時発信していくとしつつ、「スピード感を持っておもしろい企画や楽しいものに取り組んでいきたい」と話した。
吉村知事は、ピーチが全国初のLCCとして関西を拠点に今年15周年を迎え、今や関西になくてはならない存在になったと評価し、「関西の経済を発展させていこうという大阪府の方針とピーチの方針が合致し、今回の包括協定に至りました」と協定締結の経緯を説明した。
また、昨年の大阪・関西万博では関空やピーチの協力もあり来場者2900万人という成功を収めたこと、またピーチのシンガポール線就航に際しても大阪府と一緒に情報発信を行なったことなど、これまでも良好な協力関係にあったことに触れたうえで、「この包括協定を皮切りに、今後の関空利用便の拡大と利用の促進、大阪・関西の魅力の発信、これをピーチの皆さんと一緒にやっていきたい」と述べている。













































