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横羽線の大師本線料金所、撤去工事に着手。大師出口を夜間通行止め・羽田入口を昼夜連続通行止め。ホルムズ海峡の影響は寺山社長「有機塗料使っていない」

2026年4月15日 実施
会見に登壇した首都高速株式会社 代表取締役社長 寺山徹氏

 首都高は4月15日、霞が関の本社で定例会見を開き、横羽線の大師本線料金所の撤去工事に着手することを発表した。

 2026年度は44か所(累計134か所)のETC専用化を行なう予定で、2028年度春までに本線料金所など一部を除き、すべての料金所のETC専用化を目指す。

 このなかで、羽田線(下り)羽田入口にコンパクトなETC専用料金所を新設することで、横羽線の大師本線料金所の撤去が可能になるという。工事期間は5月11日22時~2027年度末の予定で、本線の通行止めを行なわずに2つのフェーズに分けて工事を進める。

 撤去に伴い、5月11日18時~翌6時に横羽線(下り)大師出口の夜間通行止めを行なうほか、5月11日20~7月1日1時に羽田線(下り)羽田入口の昼夜連続通行止め、5月11日22時~2027年度末に横羽線(下り)大師PAの長期閉鎖を実施する。

 工事の第1フェーズ(5月11日22時~)では、出入口の通行止めとともに右側3レーンの撤去を行ない、第2フェーズ(2027年ごろ~)でPA側2レーンを撤去する。工事の段階においては料金所の建物が残るものの、同社は停止せず通行するよう呼びかけている。

 なお、羽田線(下り)羽田入口は7月1日からETC専用入り口になる。

 また、別掲の図では工事後の大師PAが広くなっているように見えるが、PA出口から本線への加速車線の設置などの必要もあり、駐車マスの拡大などについては検討中とのこと(現行:普通車8台+障がい者専用1台)。

大師本線料金所の撤去工事の概要(※クリックして拡大)
撤去後の跡地を活用して大師PAの改良工事を行なうが、現時点では駐車マスの拡大などは検討中という

 このほか、ホルムズ海峡の封鎖により有機溶剤の入手が困難になっている現況について寺山社長は、首都高では10年ほど前に3号線と7号線で発生した火災事故を受けて、現在有機溶剤の塗料をほぼ使わず、水性塗料にシフト済みであることを説明した。有機塗料をまったく使っていないわけではないものの、原材料高騰の影響は現時点では大きくないという。