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JAL、成田~デリー線の開設で経済成長著しいインド路線を拡充。直近の訪印で「エネルギーを肌で感じた」と鳥取社長

2026年1月17日 就航
JALが成田~デリー線を開設

 JALは1月17日、成田~インド・デリー線を開設した。

 同社のインド路線は、1965年5月にデリーへの定期便を開設して以来60年にわたり運航を続けており(開設当初は複数地点を経由する南回りの欧州行き)、1996年10月3日に成田~デリーの直行便を就航、2020年3月29日に羽田の発着枠拡大に伴って成田から羽田発着へ移管、そして再び本日成田~デリー線の開設となった。

 これでJALのインド路線は、羽田と成田のデリー線、成田~ベンガルール線で計6便に拡大している。

 機材は206席のボーイング 787-8型機(ビジネスクラス30席、エコノミークラス176席)。初便は98%の搭乗率で、1月中も約80%という高い予約率になっているという。

 またJALは現在、成田から北米へ7路線を展開しており、提携するアメリカン航空のダラス線を含めると計8路線の北米ネットワークを形成している。今回のデリー線はそのすべてに接続できるダイヤになっており、同社はこれを「乗り継ぎの利便性を最大化する設定」としている。乗客の構成も、およそ5割が北米~成田~デリーの乗り継ぎ需要になっているとのこと。

JALの成田~デリー線(2026年1月17日~)

JL749便: 成田(20時15分)発~デリー(翌03時00分)着、毎日運航
JL740便: デリー(04時35分)発~成田(15時00分)着、毎日運航

 同日、成田空港第2ターミナルの62番ゲート前で実施した就航式典には、JAL 代表取締役社長の鳥取三津子氏が臨席しており、高い経済成長率や近い将来にGDPで世界第3位になることを見込まれるなど、インドの成長性の高さに言及。自身も2025年にデリーを訪問したそうで、「すさまじいエネルギーを肌で感じた。今回の開設で成田空港のハブ機能を強化し、日本・インド・北米間の経済・文化交流の促進に貢献したい」と述べている。

 また、昨年の訪問は鳥取氏にとって約10年ぶりのデリー滞在だったとのことで、「街が大きく変化して観光地としての潜在能力の高さを実感した」と振り返るとともに、土地が広く、魅力的な歴史ある都市が多く存在することから、「JALが提携するインディゴ(IndiGo)の国内線を利用して、日本からもインド各地を訪れてほしい」と期待を示した。

日本航空株式会社 代表取締役社長 鳥取三津子氏
千葉県知事 熊谷俊人氏
駐日インド大使館 臨時代理大使 マドゥ スーダン ラビンドラン氏
津軽三味線の演奏が行なわれた
就航を記念したテープカット
囲み取材に応じる鳥取社長
ゲート前に展示していたアーカイブ。モデルプレーンは1965年当時に使用していた機材のダグラス DC-8
初便搭乗者には、記念品としてステンレスタンブラーなどを配布した
出発直前の62番ゲートの様子
鳥取社長自ら記念品を手渡した
初便は20時21分に出発、同41分にデリーへ向け離陸した