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JR九州、タッチ決済乗車を本格導入へ移行。香椎線・福北ゆたか線は来秋ごろから全駅で利用可能に

大分・鹿児島地区の実証実験は終了

2026年4月1日 本格導入
2026年秋ごろ以降のタッチ決済乗車サービス対象駅

 JR九州は、クレジットカードのタッチ決済による乗車サービスの実証実験を終了し、2026年4月1日から本格導入に移行する。

 実験は2022年にスタート。対応ブランドや利用可能駅の拡大を行ないながら、2026年3月31日までの予定で実証を進めてきた。

 実証実験の終了により、利用可能な路線は福岡エリアに集約。大分エリア(日豊本線・久大本線)および鹿児島エリア(指宿枕崎線)でのタッチ決済利用は3月31日をもって終了となる。

 一方、2026年秋以降に利用対象に追加する路線も公表した。香椎線では香椎・海ノ中道の2駅のみ利用可能だが、秋ごろから全線・全駅がサービス対象に。同様に若松線・福北ゆたか線でも全駅でタッチ決済が利用できるようになる予定だ。

 なお、今回の移行による対応ブランドや入出場方法の変更はない。Webサイト「Q-move」での履歴確認も引き続き行なえる。

タッチ決済による入出場機器
Q-moveの画面イメージ