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帝国ホテル 京都、3月5日開業。「弥栄会館」保存エリアのスイート含む55室。ブランド初の畳敷きも

11月17日に宿泊予約スタート

2025年11月17日 予約開始
2026年3月5日 開業
「帝国ホテル 京都」は2026年3月5日開業

 帝国ホテルは、「帝国ホテル 京都」(京都府京都市東山区祇園町南側570-2)を2026年3月5日に開業すると発表した。これに伴い、宿泊予約を11月17日11時に開始する(インペリアルクラブ会員は11月11日11時から)。

 祇園甲部歌舞練場敷地内にある国の登録有形文化財「弥栄会館」の一部を保存・活用したスモールラグジュアリーホテルで、客室は本棟・本棟保存エリア・北棟という異なる建築構造を持つ3エリアで構成。シグネチャースイート(110~193m2)、スイート(101~104m2)、ジュニアスイート(65~100m2)、グランドプレミア(57~71m2)、プレミア(50~58m2)の5カテゴリで、全55室を用意する。

 本棟保存エリアの客室は弥栄会館時代の柱や窓枠など当時の面影を残し、また、祇園の町並みと調和するよう増築された北棟の客室には帝国ホテルブランドとして初めて畳を設えるなど、祇園の歴史や風情、日本の伝統美を感じられる滞在を提供していく。そのほか、レストラン、バー、ウェルネス施設(スパ・プール・フィットネスジム)を併設する。

本棟保存エリアに位置するスイート。弥栄会館の窓枠や柱に残された建築的な特徴を受け継ぎつつ、現代の洗練されたラグジュアリーな客室に設計
ジュニアスイート(バルコニー付き)。本棟の客室からは京都の山々を、本棟保存エリアの客室からは祇園甲部歌舞練場の大屋根を間近に望む
北棟グランドプレミア/プレミア。帝国ホテルブランドとして初めて畳を取り入れた