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万博、大型手荷物の持ち込み禁止を改めて呼びかけ。預かり料1万円でも減らず、桜島駅・弁天町駅へ折り返す人が約6割と発表

2025年9月30日 発表
X線検査装置のサイズを超える荷物とキャリーケースは持ち込み禁止

 2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博会場内への大型手荷物の持ち込み禁止について公式サイトで案内している。

 大型手荷物は、スーツケースやキャリーケース、物品を運ぶようなカートなど、キャスター付きのカバンのこと。また形状を問わず、X線検査装置のサイズ600×900×400mm(幅×奥行き×高さ)を超えるものも大型手荷物に含まれる。

 これらの手荷物は、公共交通機関の混雑緩和や会場内での秩序維持、安全対策、保安上の観点から、事前に宿泊施設や駅・空港のロッカー、弁天町駅・桜島駅にある「大型荷物等一時預かり所」、東西ゲート外にあるコインロッカー(330×500×240mm、各300個程度)へ預けてから来場するよう呼びかけている。

 万が一、会場に大型手荷物やキャスター付き荷物を持ってきてしまった場合は、特例としてゲートで有償(1個1万円)での預かりとなる。ただし東西ゲート各100個限定のため、大型手荷物を持っている来場者のうち約6割は、桜島駅・弁天町駅の一時預かり所へ折り返し向かうよう案内しているとのこと。

 来場前の確認事項や手荷物の持ち込みについて、詳細は「大阪・関西万博からのお願い」を確認いただきたい。

持ち込み禁止物
大型手荷物のサイズについて
東西ゲートにある小型ロッカー(330×500×240mm)
新大阪駅にある手荷物預かり所