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万博のフリーWi-Fiは事前にプロファイルをダウンロードしておくと楽! エリアに入ると自動接続

2025年4月13日~10月13日 開催
万博のフリーWi-Fiの仕組みを紹介

 4月13日に「大阪・関西万博(EXPO2025)」が大阪・夢洲で開幕する。ここでは、会期に先立ち実施したメディアデーでの会場内の様子をお伝えする。

 万博会場では、休憩スペースや広場、ゲート周辺などフリーWi-Fiのアクセスポイントを各所に用意している。パビリオンによってはアプリのインストールを求められることもあり、大きなデータのやり取りなどでも重宝しそうだ。

 ただし、万博のフリーWi-Fiは商業施設やカフェでよくある「接続ごとに認証する」タイプではなく、スマホなど端末にプロファイルをダウンロード・インストールするタイプになっている。

 これは、携帯電話の各キャリアが用意しているメール設定やWi-Fiスポットの接続設定と同じ形式で、事前にインストールしておけば、エリア内に入ると自動的に接続が4G/5GからWi-Fiに切り換わる仕組みだ。

 公衆Wi-Fiの業界団体WBAが定める「OpenRoaming」規格に準拠しており、プロファイルはスマートフォンだけでなく、ノートPCでも導入可能。

 いずれにしても、フリーWi-Fiにつなぐ際にいちいちアクセスポイントを選んで、ポップアップ画面で規約に同意して……という煩わしい手順が存在しないので、会場内ではWi-Fiをストレスなく利用できるはずだ。

地図の黄色く塗られたエリアがフリーWi-Fiにつながるところ
万博会場内のフリーWi-Fiの説明図
プロファイルは「Osaka Free Wi-Fi」の接続ページからダウンロードできる
構成プロファイルのダウンロードを「許可」する
ダウンロード先を選ぶ
スマートフォンの設定からダウンロード済みのプロファイルを選択(画面はiPhone)
インストールを行なう