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東武バス、日光営業所管内の全路線で「NIKKO MaaS」のQRフリーパスとクレカタッチ決済が可能に

2025年10月1日 開始
日光営業所管内の全路線でキャッシュレス決済が導入

 東武バス日光は、日光営業所管内の全路線で、公共交通などの検索・予約・決済を包括したスマートフォンサービス「NIKKO MaaS」のフリーパスならびに、クレジットカードによるキャッシュレス決済を10月1日に導入する。

 インバウンドの需要増加と、それによりスムーズに乗降できないという課題を受けたもの。決済方法は、それぞれ専用の読み取り端末に、NIKKO MaaSのフリーパスはQRコードを、クレジットカードはタッチ決済対応カードや同カードを設定したスマートフォンをかざすことで完了する。

 クレジットカードの対応ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、Diners Club、Discover、銀聯。

東武バス日光では専用の読み取り端末を追加するほか、運賃箱も更新
QRコードを認証端末にかざすと読み取りが完了する

 また、現金の取り扱いに関しても、10月1日までに全車両で運賃箱を更新し、機能の向上を図るとしている。

 運賃箱に過不足なく現金を投入する仕様から、整理券と支払額を投入すると自動で差額がお釣りとして返却される仕様に変更するほか、バス内の交通系ICカードのチャージで、利用できなかった5000円札と1万円札が利用できるようになる。