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東武鉄道、ハイグレード貸切バス「スペーシアX 日光クルーザー」運行。特急との乗り継ぎを想定

2025年10月 運行開始
スペーシアXデザインの貸切バスが登場

 東武鉄道は、日光エリアのハイグレード貸切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER(スペーシアエックスニッコウクルーザー)」を10月から運行する。運行事業者は日光交通で、申し込みは東武トップツアーズで受付予定。

 東武グループでは日光エリアにおいて、新型特急スペーシアXの導入、ザ・リッツ・カールトン日光の開業、日光金谷ホテル別館のリニューアルなどを推進してきた。今後は日光クルーザーの導入により、都内から日光エリアの各地まで、スペーシアXの上質な空間を一貫して体感しながら周遊できるようになる。

 デザインはスペーシアXのコンセプトを受け継いでおり、車両サイズは8990×2490×3485mm(全長×全幅×全高)。

 座席数は独立プレミアムシート全18席で、グループ旅行や少人数の団体利用などを想定し、スペーシアXのコックピットスイートやコンパ―トメント貸切に対応する空間を確保している。

 各席のシートピッチは1050mm、座面有効幅は510mm。ACコンセント(100V)、USBポート、レッグレスト、フットレスト、ドリンクホルダー、格納式大型テーブル、ポケットも装備している。3列シートや国内線ファーストクラスと同等の仕様で、ゆったり座ることができる。

内装は、スペーシアXでも使用している江戸時代の伝統色「四十八茶百鼠」をベースにデザイン
プレミアムシート
都内から東武日光駅までは特急スペーシアX、日光エリア内では日光クルーザーの利用を想定している