東武鉄道、浅草23:45発「日光紅葉夜行」10～11月に運転。湯元温泉・中禅寺湖へのバスに接続

「日光紅葉夜行」に使用する「リバティ」

　東武鉄道は、浅草駅～東武日光駅間で臨時夜行列車「日光紅葉夜行」を運転する。夜行列車として深夜時間帯に出発することで道路の混雑を避けつつ、奥日光の色鮮やかな紅葉を早朝から満喫できるというもので、運転日は10月18日・24日・25日・31日および11月2日・7日。

　浅草駅を23時45分に出発し、東武日光駅には2時16分に到着。途中、北千住・新越谷・春日部の各駅からも乗車できる。東武日光駅到着後は4時20分ごろまで車内に滞在でき、4時30分に出発する中禅寺・湯元温泉方面への路線バスに接続する。

　9月18日から東武トップツアーズの旅行商品として取り扱い、乗車券・特急券のみの「電車プラン」のほか、湯元温泉までの路線バス片道乗車券が付いた「往路片道プラン」、東武日光駅からの列車乗車券（復路）と2日間有効の「湯元温泉フリーパス」が付いた「往復プラン」を設定。特典として、日光自然博物館や中禅寺湖遊覧船、中禅寺金谷ホテル（立寄り湯）などの割引が受けられる。

　価格は出発日によって異なり、浅草駅発の場合「電車プラン」は4600円～、「往路片道プラン」は5600円～、「往復プラン」は7800円～。出発週の金曜日17時まで購入できる。

　車両はフリーWi-Fiやコンセントを備えた500系「リバティ」3両編成で、定員は92人。各プランに追加で1000円を支払えば、「ゆったり2座席利用プラン」として横並びの2席を1人で利用することもできる。

奥日光の紅葉のイメージ