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【万博グルメ】お手軽「ワンハンドBENTO」を食べてみた! ほっかほっか亭のアイデアのり弁、閉幕後も真似したくなる味

2025年9月 時点
万博グルメレポート。ほっかほっか亭の万博限定「ワンハンドBENTO」を食べてみた

 大阪・関西万博で15万食を突破した、ほっかほっか亭の「ワンハンドBENTO」を食べてみた。せっかく万博に来てチェーン店のお弁当? と思うかもしれないが、閉幕間近で“かけこみ来場”も増えるなか、ぱぱっとテイクアウトでき、お手頃価格で、しかも出来たてが味わえるのはありがたいポイント。

 名前のとおり、お弁当(主食とおかず)を片手で食べられるようにした形状が特徴で、“おにぎらず”ブームの仕掛け人であり、料理研究家の小河知惠子さんが監修した。ラインアップは、看板商品の「海苔弁」(500円)をはじめ、「チキン南蛮~梅入り~」(890円)、9月に登場した新メニュー「なす味噌」(890円)など。

万博限定「ワンハンドBENTO」一覧。好評につき「穴子」は販売終了し、新たに「なす味噌炒め弁当」をアレンジしたメニューが登場している

 このワンハンドBENTOを販売するのは「ほっかほっか ~ほっかほっか亭 MADE by HURXLEY~」。人々の健康や未来の暮らしをテーマにした「大阪ヘルスケアパビリオン」内の、ミライの食と文化ゾーンにある。ここでは複数のテイクアウト専門店が軒を連ね、来館予約も不要なので、気軽に立ち寄り買い物ができる。外には飲食スペースも用意されている。

人々の健康や未来の暮らしをテーマにした「大阪ヘルスケアパビリオン」
予約不要で自由に立ち寄れる、パビリオン内の「ミライの食と文化ゾーン」に出展している。取材した8月中旬時点で13万食を突破していたワンハンドBENTO
パビリオンの外にはテイクアウトした商品の飲食スペースが設けられている

 なかでも記者のオススメは、単品で買うより100円お得な「セットメニュー」。ワンハンドBENTO 海苔弁、鶏の唐揚げ2個、ハッシュドポテトがBOXに入って、価格は1100円。

 主役となるワンハンドBENTOは、ほっかほっか亭の元祖「のり弁当」をベースにした万博限定レシピ。アクセントにからしマヨネーズとおかか醤油を添えた十六穀米の海苔弁で、おかずのちくわ磯辺と玉子焼きを包み、さらに白身フライをのせている。

「セットメニュー」は単品で買うより100円お得。ワンハンドBENTO 海苔弁、鶏の唐揚げ2個(爪楊枝つき)、ハッシュドポテトがBOXに入っている

 ほっかほっか亭の担当者によれば、ワンハンドBENTO自体は通常サイズのお弁当の半分量で、ごはんが少なめ・おかずが多めという設計になっているそう。あくまでお弁当らしく、“ひと口目がおかずになるように”作られている。それもあってか、食べ応えある味わいの一方で、分量的には重くない。なにより、多彩なグルメが集まる万博会場で、“安心感のある手作りの味”が体に染みた。

 単品で購入すれば、朝イチで万博に訪れた際の朝ごはんにちょうどいいし、セットにすればランチにぴったりのボリュームなので、ぜひ参考にしてほしい。

定番人気メニュー「ワンハンドBENTO 海苔弁」。おかずは白身フライ、ちくわ磯辺、玉子焼き。おかか醤油とからしマヨネーズを添えた十六穀米ごはんのプチプチもちもちが美味
ボリューム満点の「チキン南蛮~梅入り~」(890円)は、ほっかほっか亭で人気の「チキン南蛮」がベース。ごはんにカリカリ梅を加えることで、ほどよい塩味やさっぱり感をプラスし、黒酢×タルタルソースを添えて満足感のある1食に仕上げている

 昨今、サプリや完全栄養食がフィーチャーされるなか、ほっかほっか亭が大事にしている栄養たっぷりの食事(主菜、副菜、お米)を万博でも手軽に味わってほしいと開発した「ワンハンドBENTO」。どのメニューもお米には、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な十六穀米を使用することで、腹持ちがよく満足感が得られる1食に仕上げている。

 おかずをトッピングした日本人おなじみの海苔弁を、そのまま二つに折りたたんだような独特の形状だが、万博に来場する小さな子供連れのファミリーから通期パスを持つ万博リピーター、年配層、万博で働くスタッフにまで、幅広い支持を集めた。

 連日1000人以上が訪れ、早いときは13時前に売り切れてしまうそうだが、効率よくパビリオンをまわるなら、ココでまずごはんをゲットするのも得策だ。

「ほっかほっか」ほっかほっか亭 MADE by HURXLEY

場所: 東ゲートゾーン 自治体パビリオン E02-01
※大阪ヘルスケアパビリオン ミライの食と文化ゾーン内
営業時間: 10時~21時
入場方法: 予約不要