Lime、高速道路の誤進入を防ぐジオフェンシング制御や駐車違反をなくすビーコンを展開

Limeがジオフェンシング制御とビーコン設置について発表

　電動モビリティのシェアサービスを行なうLime（ライム）は8月21日、誤進入を防ぐジオフェンシング制御とLimeポートへのビーコン設置について発表した。

　2024年8月のサービス開始以降、1年間でポート数は約500か所、車両数は1300台、エリアは関東16区＋沖縄県那覇市に展開している。

　2025年2月には国内で初めて、GPSを使って首都高への誤進入を防ぐジオフェンシング制御に取り組んでおり、車両が走行禁止エリアに入ると自動的に減速して安全に停止するというもの。現在、首都高 渋谷（上り）、新宿、池袋など9か所で対応するほか、明治神宮、代々木公園、皇居周辺など公園や観光地の5か所でも本制御に対応する。

　また、ポートから逸脱して返却された車両が駐車違反になることを防ぐため、全ポートへのビーコン設置を行なっており、ポートの3m以内でなければ返却できない仕組みを導入している。これにより、5月～6月は駐車違反の苦情件数が80％減少できているという。

高速道路などへの誤進入を防ぐジオフェンシング制御

Limeポートにビーコンを設置