「ミニオン」新アトラクションは撃ちごたえが気持ちいい！　ユニバ初の動く歩道、攻撃力アップ“やりこみ要素”も

USJ「ミニオン・パーク」が拡張オープン。新アトラクションをさっそく体験してきた！

　ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、人気エリア「ミニオン・パーク」を7月11日に拡張オープンする。既存エリアに隣接するかたちで1.4倍に拡張し、新たにパーク史上初のムービング・ウォークウェイ式シューティング・アトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ミッション～大悪党への道～」を開業。先行お披露目でひと足早く体験してきた（以下ネタバレなし）。

　新アトラクションの舞台は、大悪党たちが集う世界最大のワルの大会「ヴィランコン」。この大悪党大会では、スーパー悪党グループである「ヴィシャス6」の新メンバーが募集されるという。ゲストは新メンバーになるべく、電気銃「イーリミネーターX」を使い、撃って・盗んで・壊しまくるミッションに挑む。高得点を目指してシューティングの腕を競いながら、最強のワルを目指す。

新アトラクション「ミニオン・ハチャメチャ・ミッション～大悪党への道～」正面。1日数回のキャラグリも行なわれる

待機列からアトラクション館内へ

　動く歩道に乗って、立った状態で進んでいくライドアトラクションはパーク史上初。次々に巡るチャレンジルームでは、大型スクリーンに高精細で臨場感のある映像があらわれる。そこで電気銃「イーリミネーターX」の光線（ブラスター）をぶっ放し、映し出されるアイテムを壊したり盗んだりすることで、どんどん得点がアップしていく。体験時間は約7分。身長122cm未満は付き添い者が必要という条件はあるものの、幅広い層が楽しめるよう設計にこだわった、“年齢・身長制限のないアトラクション”となっている。

　電気銃「イーリミネーターX」は、見た目以上に精巧なつくりで、人によってはけっこう重く感じるかもしれない。その分“おもちゃっぽくない”のが魅力。トリガーは、前方と中方に2か所に設けられ、それぞれ違う攻撃を放つことができる。撃つ動作と連動し、光や振動、音が発せられる演出も搭載され、“撃つたびに気持ちいい”爽快シューティングを楽しめる。

アトラクションの冒頭だけチラ見せ。電気銃「イーリミネーターX」の手元にスコアも表示される

　また、USJ公式アプリと連携してイーリミネーターXの攻撃性能（威力や連射など）をカスタマイズでき、プレイすればするほど攻撃の種類を増やすことができる。ミニオン・パーク内に隠されたマークを見つけてスマホをかざすと開放される「サブミッション」をアトラクション内でクリアすれば獲得できる性能も。また、アトラクション体験中に獲得したポイント数やアイテム数、体験回数、体験時間などに応じてトロフィーがもらえ、自分や他プレイヤーのランキングも表示される。

　このように、シューティングアトラクションの爽快感だけでなく、従来のアトラクションにはなかった“やりこみ要素”が盛り込まれ、リアルと仮想空間を行き来しながら、子供から大人までそれぞれに合ったレベルで楽しめるのが特徴だ。

USJ公式アプリと連携してイーリミネーターXの攻撃性能（威力や連射など）をカスタマイズできるのが特徴

USJ公式アプリをダウウンロードした自分のスマホとイーリミネーターXをペアリングすることで、スマホから得点やランキングを見られる

専用アプリの立ち上げ方。ホーム→ユニバーサル プレイ→ゲームアプリタブの「ミニオン・ハチャメチャ・ミッション～大悪党への道～」へ

アプリ内「研究室」ページでブラスターの性能をカスタマイズ。3種タイプの攻撃があり、その組み合わせは約550通り

アプリ内「アイテムコレクション」ページ。アトラクション体験中に現われるコインやアイテムを撃ち落とすと増えていく

アプリ内「ミッション」ページ。ミニオン・パーク内に隠された「ヴィランコン」マークを見つけてスマホをかざすとアトラクションのサブミッションが解除

アプリ内「ランキング」ページ。自分や他プレイヤーのランキングを確認したり、トラッキングしたりできる

アプリ内「トロフィー」ページ。アトラクションで獲得したポイント数やアイテム数、体験回数、体験時間などに応じて授与される

　待機列（プレショー）の空間デザインもこだわりポイントで、とにかくド派手。まるでミュージアムのように、ズラリと展示された悪党アイテムが面白い。

　今回のエリア拡張によって初登場し、主役となった悪党グループ「ビシャス6」のキャラクター5人（ベル・ボトム、ジャン・クロード、スヴェンジャンス、ヌン・チャック、ストロング・ホールド）にはアトラクションのなかで会えるので、ぜひ個性豊かで愛らしいキャラクター性にご注目いただきたい。

待機列に並んでいるあいだも見どころ満載