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JR東日本、指定席券売機の新型機を導入。モバイルSuica処理+新幹線きっぷ購入に対応、トップ画面も分かりやすく

2025年7月3日 発表
2025年7月から順次、指定席券売機の新型機を導入する

 JR東日本は、指定席券売機の新型機を7月から順次導入する。2025年度は首都圏を中心に約20駅、約160台を導入予定。

 新型機のトップメニューでは、従来の「指定席」「自由席」ボタンではなく、「きっぷを買う」「きっぷを変更する」の目的別ボタンを採用。構成や配置を見直すことで、一目で分かりやすい画面とする。なお、従来機の画面も10月1日に更新予定(改札外に設置の券売機のみ)。

新旧トップ画面の比較
きっぷ購入時の基本フロー

 また新型機では、モバイルSuica処理+新幹線きっぷ購入に対応する。これまで在来線をモバイルSuicaで利用し、乗り換え駅で新幹線のきっぷを新たに購入する場合は「みどりの窓口」に並ぶ必要があった。新型機導入後は窓口に並ぶことなく、新幹線乗換口の券売機で手続きが行なえる。

モバイルSuica対応リーダを導入し、新幹線きっぷの購入+モバイルSuica処理を同時にできるように

 ほかにも10月1日から、運休する新幹線・特急列車のきっぷ払い戻し(指定席特急券、指定席券など)に対応。2時間以上遅れた場合の新幹線特急券 特急料金の払い戻しについても、新たにグリーン特急券、東海道・山陽・九州・西九州新幹線が対象となる。

新幹線が2時間以上遅れた場合の払い戻しは対象列車・券種が拡大