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JR九州、長崎線江北以南・佐世保線・大村線でキハ47形の普通列車を完全置き換え。YC1系を追加導入で

2025年7月1日~ 導入
YC1系で長崎線非電化区間・佐世保線・大村線のキハ47形は置き換え

 JR九州は、ディーゼルエレクトリック車両のYC1系を7月1日から7両追加導入する。

 これにより、新たに長崎本線の江北駅~小長井駅間でもYC1系の運行を開始するとともに、同線の江北以南および佐世保線・大村線の普通列車からキハ47形気動車をすべて置き換える。

 YC1系は「やさしくて力持ちの鉄道車両」をコンセプトに開発したもので、出入り口の段差がないバリアフリー仕様かつ片側3扉の両開き出入り口によりスムーズな乗降が可能。また、ブレーキ時に発生する回生電力を蓄電池に充電させエネルギーを有効活用し、エンジン駆動からエンジン発電式モーター駆動に変更することでCO2排出量や騒音を低減するなど環境負荷も低減する。