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ベルトラ、今夏の海外アクティビティ予約数ランキング発表。人気渡航先に変化
2025年5月23日 06:00
- 2025年5月22日 発表
ベルトラは、5月20日時点の予約状況をもとにした2025年夏の海外現地体験アクティビティの予約動向を発表した。
日本人渡航先ランキングでは、ハワイ・オアフ島が1位を維持する一方で、2位にパリ(昨年6位)、6位にロサンゼルス(昨年22位)がランクインするなど、ヨーロッパ・北米の順位が上昇した。韓国やバンコクなどアジアの一部都市は順位を下げた。
海外現地アクティビティの予約数をエリア別にみると、ハワイではサンセットクルーズやマリンアクティビティ、アジアでは世界遺産ツアー・韓国の南北境界線ツアー、欧米ではグランドキャニオンやモンサンミッシェルなどが人気という。
また旅行先での移動や手配のストレス軽減のため、トイレ付きバスや球場送迎、空港送迎の需要が増えているほか、歴史や文化、自然を体感できるエコツアーやスポーツ観戦など、旅行者が求める体験の幅が広がっているという。
加えて、円安や現地物価の高騰の影響で1予約あたりの平均顧客単価は全体で43%増しとなっており、とくにこれまで比較的割安だったアジア(34%増し)、以前から単価の高い北米(27%増し)で上昇している。
同社の取り扱う現地アクティビティの予約数は前年の同期(1月~3月)と比べて16.2%増しとなっており、現地体験が海外旅行において重要な要素の一つとなっているとしている。