中央道上り八王子IC～高井戸IC間をETC利用で誤った料金表示

　NEXCO中日本（中日本高速道路）は、4月1日から料金体制が変更となった中央自動車道の八王子IC（インターチェンジ）～高井戸IC間について、ETC車で誤った料金が表示される場合があったと案内している。システムの不具合によるもので、該当の車両についてはETCカード請求時に正しい料金で請求するという。

　不具合は4月1日午前4時から中央道上り東京方面に走行し、八王子本線料金所を通過して高井戸ICで降りたETC車全車種が対象。ただし、午前0時から午前4時までの深夜時間帯に利用した車両は誤表示の対象外。

　誤表示は高井戸ICの出口を降りる時点で、本来ならば料金案内がないところ、マイナス表示が出るという。表示の仕方はETC車載器によって異なり、音声案内付きのETC車載器の場合は「マイナス××円です」などと案内されたという。

　NEXCO中日本では対策を行ない、4月4日22時30分に正常表示を確認しているが、まだ最終的な確認が終わっていない段階となっている。

　中央道は4月1日から、八王子IC～高井戸IC間の料金体制が変更となり、従来の均一料金を一部残したまま対距離制へと移行している。首都高との乗り継ぎ方によっても料金が異なるため、八王子本線料金所の表示が請求金額と異なる場合があると案内しているが、今回の不具合はこれとは別のものになる。