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ANA、3月22日に発生した国内線システム不具合が復旧

22日と23日の搭乗予約は手数料なしで変更や払い戻し、振替費用も負担

2016年3月23日午前4時解消

 ANA(全日本空輸)は3月23日、前日に発生した国内線システム不具合が復旧したと発表した。3月23日は機材繰りによる2便の欠航があったほかは、システムは平常通り稼働し、運航への影響は発生しない見込み。

 ANAによれば、国内線システムの不具合は3月22日午前8時20分頃から発生、国内線空港での搭乗手続き、予約・販売ができない状況になった。この結果、3月22日は北海道から沖縄まで146便の欠航、391便の遅延が発生した。不具合の修復作業を進めた結果、3月23日午前4時30分に不具合は解消、国内線システムは平常通り稼働しているという。

 ANAは、3月22日と3月23日に搭乗分の予約をした利用客に対して、手数料なしで変更や払い戻しを行なう。他社便や新幹線などへの振り替えや予約変更で発生した諸費用についても、領収書と所定の書類を郵送すると銀行口座に返金する。

 また、3月22日と3月23日が支払い期限の航空券については、3月24日まで期限を延長する。

欠航便

3月22日 国内線146便 影響旅客数 約1万8200名
3月23日 国内線2便 影響旅客数 約200名(機材繰りの影響による欠航)

遅延便

3月22日 国内線391便 影響旅客数 約5万3700名

(編集部:正田拓也)